VMインポート・エクスポート#

機能概要#

本機能は、オブジェクトストレージに格納した仮想サーバイメージ(vmdk形式)をサービス上にインポート・エクスポートする機能(VMインポート・エクスポート)を提供します。VMインポート・エクスポートの詳細については、「仮想サーバインポート」および「仮想サーバエクスポート」を参照してください。

利用例#

本章では、以下の二つの実行例を説明します。

  • VMインポート :仮想サーバイメージをインポートする例を説明します。
  • VMエクスポート :仮想サーバイメージをエクスポートする例を説明します。  

VMインポート#

VMインポートの確認方法と設定方法を説明します。

  1. VMインポート一覧画面の表示
    [インポート・エクスポート]→[VMインポート]を押下し、VMインポート一覧画面を表示します。この画面にて各VMインポートしたイメージのインポート状況を参照することができます。VMインポート一覧画面の「インポート」ボタンを押下した後で、VMインポート画面を表示します。

    VMインポート状況には以下の4種類の状態が表示されます。

    • succeeded :正常終了
    • failed :失敗
    • processing :処理中
    • queued :処理開始待ち

    image377
    図: VMインポート一覧画面

  2. VMインポートの必要情報
    VMインポート画面で設定項目を入力後、「インポート」ボタンを押下すると、イメージがインポートされます。
    image378
    図: VMインポート画面

    VMインポートに必要な項目を以下の表に示します。

    表: VMインポート画面の表示項目

    No. 項目 説明 必須/任意
    1 イメージ名 イメージ名を入力する。 必須
    2 コンテナ名 インポート先のコンテナ名を選択する。
    ※コンテナが1つもない場合は、テキストリンクよりコンテナ作成画面に遷移し、コンテナを作成してください。
    コンテナの作成」を参照してください。
    必須
    3 オブジェクト名 インポート先のオブジェクト名を選択する。
    ※オブジェクトが1つも無い場合は、テキストリンクよりオブジェクト作成画面に遷移し、オブジェクトを作成してください。
    オブジェクトの作成」を参照してください。
    必須
    4 OSタイプ OSタイプを選択する。
    ※指定するOS種別は、インポートするOSに合ったものを指定してください。
    必須
    5 チェックサム(SHAM1) チェックサム値を入力する。 任意
    6 最小ディスク 最小ディスク値を入力する。 任意
    7 最小RAM 最小RAM値を入力する。 任意
  3. VMインポート詳細画面から確認
    VMインポート一覧から特定のイメージ名をクリックして、VMインポート詳細画面を表示します。オブジェクトパスなどの詳細情報を参照できます。

    image379
    図: VMインポート詳細画面

VMエクスポート#

VMエクスポートの確認方法と設定方法を説明します。

  1. VMエクスポート一覧画面の表示
    [イメージインポート・エクスポート]→[VMエクスポート]を押下し、VMエクスポート一覧画面を表示します。この画面にて各VMエクスポートしたイメージのエクスポート状況を参照することができます。VMエクスポート一覧画面の「エクスポート」ボタンを押下すると、「VMエクスポート」画面が表示されます。
    VMエクスポート状況には以下の6種類の状態が表示されます。

    • succeeded :正常終了
    • failed :失敗
    • processing :処理中
    • queued :処理開始待ち
    • cancelling :エクスポート中止途中
    • canceled :エクスポート中止

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    図: VMエクスポート一覧画面

  2. VMエクスポートの必要情報
    VM エクスポート画面で設定項目を入力後、「エクスポート」ボタンを押下すると、イメージがエクスポートされます。
    image381
    図: VMエクスポート画面

    VMエクスポートに必要な項目を以下の表に示します。

    表: VMエクスポート画面の表示項目

    No. 項目 説明 必須/ 任意
    1 イメージ名 イメージ名を入力する。(1-255バイト) 必須
    2 オブジェクト ストレージの コンテナ名 エクスポートしたイメージファイルが格納されるオブジェクトストレージのコンテナ名を選択する。
    ※コンテナが1つもない場合は、テキストリンクよりコンテナ作成画面に遷移し、コンテナを作成してください。
    コンテナの作成」を参照してください。
    必須
  3. VMエクスポート詳細画面から確認
    VMエクスポート一覧から特定のイメージ名をクリックして、VMエクスポート詳細画面を表示します。コンテナパスなどの詳細情報を参照できます。

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    図: VMエクスポート詳細画面

留意事項#

VMインポート・エクスポートの処理状況の保持期間について、VMインポート・エクスポート処理完了後、7日間保持されます。