ロードバランサー[東日本第1/第2、西日本第1/第2]#

ロードバランサー一覧#

本章で説明するロードバランサーは、東日本第1/東日本第2/西日本第1/西日本第2の提供機能です。
東日本第3/西日本第3をご利用の場合は「ロードバランサー[東日本第3/西日本第3]」をご参照ください。

プロジェクト内に作成されたロードバランサーの一覧と状態などが確認できます。

image174
図: ロードバランサー一覧

表: ロードバランサー一覧テーブル表示内容

No. 項目名 表示内容
1 ロードバランサー名 ロードバランサーの名前
2 DNS名 ロードバランサーにアクセスするためのFQDN名
3 状態 ロードバランサーの状態 (InService等)
4 アクション ロードバランサーに対する各種操作

アクションについて#

各対象画面に応じて、必要なアクションが選択できます。

image175
図: ロードバランサーアクション

ロードバランサー詳細#

ロードバランサー一覧のロードバランサー名をクリックすることで、ロードバランサー詳細を開くことができます。
ロードバランサー一覧では、表示していないロードバランサーの詳細な情報を表示します。

image176
図: ロードバランサー詳細

表: ロードバランサー詳細表示内容

No.分類項目名表示内容
1ロードバランサー情報ロードバランサー名ロードバランサーの名前
2タイプpublic / internal
3グレードStandard / Middle / High
4リスナーロードバランサープロトコルHTTP / HTTPS / TCP / SSL
5ロードバランサーポートロードバランサーの待受ポート番号
6仮想サーバプロトコルHTTP / HTTPS / TCP / SSL
7仮想サーバのポート仮想サーバの待受ポート番号
8証明書HTTPS、SSLの場合選択
9セッション維持ポリシーポリシー名
10SorryServerリダイレクトポリシーポリシー名
11サブネット情報サブネットサブネット名
12セキュリティグループ情報セキュリティグループセキュリティグループ名
13ヘルスチェック情報復旧と判断するヘルスチェック連続成功回数数値
14ヘルスチェック実施時間間隔(秒)秒数
15プロトコルHTTP / HTTPS / TCP / SSL
16ポートポート番号
17URLヘルスチェック対象のURL
18ヘルスチェック応答のタイムアウト時間(秒)秒数
19故障と判断するヘルスチェック連続失敗回数回数
20仮想サーバ情報仮想サーバ名振分対象の仮想サーバ名
21IPアドレスIPアドレス
22状態仮想サーバの状態
23AZアベイラビリティゾーン
24Dedicated専有仮想サーバの表示
専有仮想サーバ場合は、trueが表示される
25ポリシー情報 セッション維持ポリシー情報ポリシー名ポリシー名
26セッションを維持する最大時間(秒)秒数
27ポリシー情報 SorryServerへリダイレクトするためのポリシー情報ポリシー名ポリシー名
28リダイレクト先Location URLURL

ロードバランサー作成#

ロードバランサーを新たに作成する際の画面です。ロードバランサー一覧画面のアイコンから遷移できます。

ロードバランサー作成方法#

  1. ロードバランサー一覧画面のアイコンをクリックします。
  2. 以下を設定して「次へ」をクリックします。
    • ロードバランサー名
    • タイプ (public / internal)
    • グレード (Standard、Middle、または、High)
    • ロードバランサープロトコル (HTTP / HTTPS / TCP / SSL)
    • ロードバランサーの待受ポート番号
    • 仮想サーバプロトコル (HTTP / HTTPS / TCP / SSL)
    • 仮想サーバの待受ポート番号
    • 証明書(ロードバランサープロトコルとして、HTTPSまたはSSLを選択した場合)。
       ポータルでは証明書登録はできません。証明書登録にはAPIをご利用ください。
      image177
      図: ロードバランサー作成(ロードバランサー定義)
  3. サブネットを設定して「次へ」をクリックします。
    image178
    図: ロードバランサー作成(サブネット設定)
  4. セキュリティグループを設定して「次へ」をクリックします。
    image179
    図: ロードバランサー作成(セキュリティグループ設定)
  5. 確認画面でこれまでの設定内容を確認します。問題が無ければ「作成」をクリックします。
    image180
    図: ロードバランサー作成(確認)

サブネット追加#

ロードバランサーに追加するサブネットを選択できます。

サブネット追加方法#

  1. 「サブネット」に表示されている、ロードバランサーに追加したい定義済みサブネットを選択して、「選択済みサブネット」へ移動します。
  2. 「追加」をクリックします。

サブネット削除#

ロードバランサーからサブネットを削除するサブネットを選択できます。

サブネット削除方法#

一覧に表示されているサブネットから削除対象を選択して、「削除」をクリックします。

リスナー追加#

ロードバランサーに追加するリスナーを選択できます。リスナーの追加方法を以下に示します。

  1. 「ロードバランサープロトコル」で、ロードバランサーが受付けるプロトコルを選択します。(HTTP / HTTPS / TCP / SSL)。
  2. 「ロードバランサーポート」でロードバランサーが受付けるポート番号を入力します。
  3. 「仮想サーバプロトコル」でロードバランサーが仮想サーバに通信する際のプロトコルを選択します。(HTTP / HTTPS / TCP / SSL)
  4. 「仮想サーバのポート」で仮想サーバが受付けるポート番号を入力します。
  5. 「ロードバランサープロトコル」で「HTTPS」または「SSL」を選択した場合、証明書を選択します。
  6. 「追加」をクリックします。

※既にリスナーが存在する場合、新たにリスナーを追加するには仮想サーバプロトコル
 および仮想サーバのポートが既存のリスナーと一致する必要があります。
 また、既存のリスナーの証明書と異なる証明書を指定した場合、追加するリスナーのうち
 最終行で指定した証明書で、ロードバランサー内の全てのリスナーの証明書が置き換わります。

リスナー削除#

表示された一覧画面からロードバランサーのリスナーを削除できます。
※リスナーの数を0にすることはできません。

仮想サーバ追加#

ロードバランサーがリクエストを振り分ける仮想サーバを選択できます。

仮想サーバ追加方法#

  1. 一覧に表示されている仮想サーバから、ロードバランサーに追加したいサーバを選択する。
  2. ポートを選択し、ロードバランサーの負荷分散対象になるIPアドレスを確認する。
  3. 「追加」をクリックする。

仮想サーバ削除#

ロードバランサーがリクエストを振り分ける仮想サーバを削除できます。ロードバランサーの振り分け対象から外れるだけで、仮想サーバ自体は残ります。

仮想サーバ削除方法#

  1. 一覧に表示されている仮想サーバから、ロードバランサーに削除したいサーバを選択する。
  2. 「削除」をクリックする。

セッション維持ポリシー作成#

ロードバランサーのセッション維持ポリシーを作成できます。 以下の項目を設定して「作成」をクリックします。

  • ポリシー名
  • セッションを維持する最大時間(秒)

SorryServerポリシー作成#

ロードバランサーの振り分け先がない場合などのSorryServerへリダイレクトするためのポリシーを作成できます。

以下の項目を設定して「作成」をクリックします。

  • ポリシー名
  • リダイレクト先のLocationのURL

ポリシー登録/削除#

ロードバランサーに対して、作成したセッション維持ポリシー、設定するSorryServerポリシーを設定できます。 以下の項目を設定し、「設定」をクリックします。

  • ロードバランサーポート
  • 設定するセッション維持ポリシー
  • 設定するSorryServerポリシー

※セッション維持ポリシー値とSorryServerポリシーの値は、ポリシーを選択することで表示されます。

ヘルスチェック情報設定#

ロードバランサーによる仮想サーバのヘルスチェック情報を設定できます。
設定可能な項目は以下のとおりです。

  • 復旧と判断するヘルスチェック連続成功回数
  • ヘルスチェック実施時間間隔(秒)
  • プロトコル (HTTP / HTTPS / TCP / SSL)
  • ポート
  • URL
  • ヘルスチェック応答のタイムアウト時間(秒)
  • 故障と判断するヘルスチェック連続失敗回数

セキュリティグループ設定#

ロードバランサーにセキュリティグループを設定できます。「セキュリティグループ」に表示されているロードバランサーに追加したい定義済みセキュリティグループを選択して、「設定するセキュリティグループ」へ移動し「設定」をクリックします。

暗号スイート設定#

ロードバランサーに暗号スイートを設定できます。設定方法は以下のとおりです。

  1. 「追加」または作成済み暗号スイートのアクションを選択します。
  2. 暗号スイート追加(編集)ダイアログで暗号スイート名と、使用する暗号スイートを選択します。
  3. 「設定」をクリックします。