顧客管理API概要
はじめに#
顧客管理サービスが提供するAPIを利用するためには、API認証が発行するトークンが必要です。
詳しくはこちらをご参照ください。
接続情報#
Host#
business-support-k5.jp-east-1.paas.cloud.global.fujitsu.com
各APIはHTTPSで提供します。
URL例#
https://business-support-k5.jp-east-1.paas.cloud.global.fujitsu.com/API/v2/api/customers
API一覧#
No | API名 | Method | URI |
---|---|---|---|
1 | 顧客を登録する | POST | /API/v2/api/customers |
2 | 顧客を変更する | PUT | /API/v2/api/customers/{customer_id} |
3 | 顧客を削除する | DELETE | /API/v2/api/customers/{customer_id} |
4 | 顧客を検索する | GET | /API/v2/api/customers |
5 | 顧客の件数を取得する | GET | /API/v2/api/customerslistcount |
6 | 全顧客数を取得する | GET | /API/v2/api/customerscount |
7 | グループを作成する | POST | /API/v2/api/group |
8 | グループを変更する | PUT | /API/v2/api/group/{group_id} |
9 | グループを削除する | DELETE | /API/v2/api/group/{group_id} |
10 | グループを検索する | GET | /API/v2/api/group |
11 | グループの件数を取得する | GET | /API/v2/api/grouplistcount |
12 | グループに紐づく顧客を追加する | POST | /API/v2/api/grouprelation |
13 | グループに紐づく顧客を削除する | DELETE | /API/v2/api/grouprelation |
共通仕様#
No | 各APIにおける共通の仕様についての説明 |
---|---|
1 | 文字コードについて |
2 | null項目の返却 |
3 | 更新系APIでの未設定項目処理 |
4 | 「version_info」について |
5 | ページング指定方法 |
6 | ソート項目 |
7 | フリー項目定義 |
8 | フリー項目1~フリー項目10定義 |
1. 文字コードについて#
リクエストデータの文字コードはUTF-8を使用してください。
レスポンスデータの文字コードはUTF-8を使用しています。
2. null項目の返却#
API実行時、nullの項目は項目自体返却しません。
3. 更新系APIでの未設定項目処理#
各種更新系API実行時、未設定の項目はnullが設定されます。
4.「version_info」について#
「version_info」は排他制御に使用しています。 事前に取得した変更前情報の「version_info」を設定してください。 排他制御は「楽観的排他制御」です。
5. ページング指定方法#
APIにて取得可能な件数が多い場合、取得したい結果の件数を限定することが可能です。 例えば、「開始位置」に「100」「終了位置」に「200」と指定することにより、検索結果の100件目から200件目のレコードが取得できます。 また、検索結果の総件数を知りたい場合は件数検索を行うAPIを利用します。 件数検索APIにて総件数を確認し、その後ページング指定の検索を行うことにより、一覧画面のページングが実現できます。
ページング指定が可能なAPIは以下です。
No | API名 |
---|---|
1 | 顧客を検索する |
2 | グループを検索する |
ページング時に設定するリクエストパラメータは以下です。
No | リクエストパラメータ |
---|---|
1 | start_position (開始位置) |
2 | end_position (終了位置) |
6. ソート項目#
検索APIにて、ソート項目として指定可能な項目名を「ソート項目名1」~「ソート項目名3」の値として定義し、それぞれに「ソート順1」~「ソート順3」を指定することで取得結果のソートが可能となります。 ソート項目として指定可能な項目は以下の通りです。
No | API名 | ソート項目名 |
---|---|---|
1 |
entry_system_date |
|
entry_id |
||
update_system_date |
||
update_id |
||
customer_id |
||
status |
||
temporary_registration_date_and_time |
||
official_registration_date_and_time |
||
cancellation_date_and_time |
||
free_item1 |
||
free_item2 |
||
free_item3 |
||
free_item4 |
||
free_item5 |
||
free_item6 |
||
free_item7 |
||
free_item8 |
||
free_item9 |
||
free_item10 |
||
2 |
entry_system_date |
|
entry_id |
||
update_system_date |
||
update_id |
||
group_id |
||
group_name |
||
free_item1 |
||
free_item2 |
||
free_item3 |
||
free_item4 |
||
free_item5 |
||
free_item6 |
||
free_item7 |
||
free_item8 |
||
free_item9 |
||
free_item10 |
7. フリー項目定義#
APIの仕様として既に準備されている項目以外にAPI利用者が任意の項目を「フリー項目」部分に定義し登録することが可能です。
フリー項目の設定または取得が可能なAPIは以下です。
No | API名 |
---|---|
1 | 顧客を登録する |
2 | 顧客を変更する |
3 | グループを作成する |
4 | グループを変更する |
フリー項目の定義の仕方#
以下は、「顧客を登録する」の入力パラメータです。 任意に定義可能な部分は「free_item」オブジェクトの中となります。 オブジェクト内であれば、配列やオブジェクトを任意に定義することが可能です。ただし、「free_item」自体は必ずオブジェクトとして定義する必要があります。
「free_item」の定義例
{ "entry_id":"O00000000000003", "customer_name1":"富士通", "customer_name2":"太郎", "nationality":"JPN", "gender":"01", "date_of_birth":"19800101", "apply_start_date":"20161001", "free_item":{ -- ここから "free1":"100", | "free2":"テスト", |- 項目名、項目数含め任意に定義可能です "free3":"ABC" | }, -- ここまでがオブジェクトです "free_item1":"任意項目1", "free_item2":"任意項目2", "free_item3":"任意項目3" }
「free_item」の誤った定義例「配列として定義」
{ "entry_id":"O00000000000003", "customer_name1":"富士通", "customer_name2":"太郎", "nationality":"JPN", "gender":"01", "date_of_birth":"19800101", "apply_start_date":"20161001", "free_item":[ -- オブジェクトではなく、配列として定義するのはNGです { "free1":"100", "free2":"テスト", "free3":"ABC" }, "free_item1":"任意項目1", "free_item2":"任意項目2", "free_item3":"任意項目3" ] }
「free_item」の誤った定義例「単一の項目として定義」
{ "entry_id":"O00000000000003", "customer_name1":"富士通", "customer_name2":"太郎", "nationality":"JPN", "gender":"01", "date_of_birth":"19800101", "apply_start_date":"20161001", "free_item":"テスト", -- オブジェクトではなく、単一の項目として定義するのはNGです "free_item1":"任意項目1", "free_item2":"任意項目2", "free_item3":"任意項目3" }
フリー項目の変更の仕方#
任意に定義されたフリー項目はAPIの内部では、1つの文字列として扱います。そのため、任意に定義されたフリー項目の一部の項目のみを変更することは行えません。
登録時のデータを以下とします。
{ "free_item":{ "free1":"100", "free2":"テスト", "free3":"ABC" } }
変更を行いたい項目「free2」のみを変更したい場合は以下のように一部の項目ではなく、free_itemの全体の内容も定義する必要があります。
{ "free_item":{ "free1":"100", "free2":"富士通太郎", -- 変更する項目 "free3":"ABC" } }
その他注意事項#
フリー項目の登録可能文字数は各APIに定義されています。カウントされる文字は項目の定義、設定値だけでなく、{}や"",:[]も対象です。
クレジットカード情報を登録する場合は、お客様責任で登録をお願いします。
8. フリー項目1~フリー項目10定義#
API利用者が任意の設定値を「フリー項目1」~「フリー項目10」部分に登録することが可能です。
また「フリー項目1」~「フリー項目10」を指定した検索も可能です。
フリー項目1~フリー項目10の設定または取得が可能なAPIは以下です。
No | API名 |
---|---|
1 | 顧客を登録する |
2 | 顧客を変更する |
3 | グループを作成する |
4 | グループを変更する |
フリー項目1~フリー項目10の登録の仕方#
以下は、「顧客を登録する」の入力パラメータです。 任意に登録可能な部分は「free_item1」~「free_item10」の中です。
「free_item1」~「free_item10」の定義例
{ "entry_id":"O00000000000003", "customer_name1":"富士通", "customer_name2":"太郎", "nationality":"JPN", "gender":"01", "date_of_birth":"19800101", "apply_start_date":"20161001", "free_item":{ "free1":"100", "free2":"テスト", "free3":"ABC" }, "free_item1":"任意項目1", -- 「free_item」と異なりオブジェクトではなく、単一の項目として定義します "free_item2":"任意項目2", "free_item3":"任意項目3" }
その他注意事項#
クレジットカード情報を登録する場合は、お客様責任で登録をお願いします。
リクエストヘッダー情報#
各API共通ヘッダー
Name | Type | Description |
---|---|---|
Access-Token | object | アクセストークン取得APIで取得したトークン |
locale | object | ロケール情報の設定 |
Content-Type | object | application/json |
エラー情報#
API実行エラーの際、レスポンスのボディーに返却されます。
Name | Type | Description | |
---|---|---|---|
errorLevel |
string |
エラーレベル |
|
framework |
object |
フレームワークオブジェクト |
|
systemErrorCode |
string |
システムエラーコード |
|
business |
object |
業務オブジェクト |
|
businessErrorInfo |
string |
業務エラー情報 |
|
responseErrorCode |
string |
応答エラーコード |
|
embeddedString |
string |
エラーメッセージ |