Create port#

ネットワークにポートを作成します。

APIエンドポイント#

リージョン APIエンドポイント
西日本リージョン3の場合 https://networking.jp-west-3.cloud.global.fujitsu.com
東日本リージョン3の場合 https://networking.jp-east-3.cloud.global.fujitsu.com

HTTPメソッドとURI#

POST

/v2.0/ports

HTTPステータスコード#

正常時:201

エラー時:400, 401, 403, 404

リクエストパラメータの説明#

名前 In Type デフォルト値
/必須指定
Description
port body object 必須 ポートのオブジェクト
admin_state_up body boolean true
任意
リソースの管理状態
「up(true)」または「down(false)」が表示されます。
allowed_address_pairs body array 任意 Allowed-address-pairとして通信許可するIPアドレスとMACアドレスのペアのリスト
ポートに接続したサーバはallowed-address-pairにマッチするIPアドレスをソースアドレスとするパケットを送信できます。
📒注:
- IPアドレスは必須です。MACアドレスを省略した場合、ポートに既設のMACアドレスが使用されます。
- IPアドレスはCIDR形式でも指定可能です。ただし、VIPへの指定はできません。
- サブネット上の仮想サーバのIPアドレス、router interfaceのIPアドレス、および他のポートと重複するIPアドレスは指定しないでください。当該IPアドレスの通信ができなくなる場合があります。
重複したIPアドレスを指定した際は、一度allowed address pairsに空配列を指定してポートを更新後、再試行してください。
- ポートの接続先のサブネットが仮想ルータに接続されていない場合、allowed_address_pairsを指定しないでください。
binding:vnic_type body string normal
任意
ポートに紐付けられている仮想NIC種別
「normal」、「direct」、または「baremetal」のどれかが指定できます。
📒注:
ベアメタルインスタンスにアタッチするポートの場合は必ず「baremetal」を指定してください。
description body string null
任意
リソースの説明
device_owner body string 任意 このポートを使用するエンティティのID
extra_dhcp_opts body array 任意 DHCPオプションの「opt_value」と「opt_name」のペア
extra_dhcp_optsはportのDHCP optionに対して、拡張するパラメータです。 例えば、portのtftp-server、DNS-serverなど設定できます。
- opt_name
DHCPの特定オプション
指定されたオプションはポートに反映されます。
例:bootfile-name, server-ip-address, tftp-server
- opt_value
「opt_name」の属性の値
例:
- "extra_dhcp_opts":[{"opt_value":"0","opt_name":"router"}]
GatewayのDefault Routeの取得を禁止します。
- "extra_dhcp_opts": [{"opt_value": "{dns_server}", "opt_name": "dns-server"}]
仮想サーバに対して固定でDNSのアドレスを設定します。
extra_dhcp_optsのオプションはDHCPプロトコルのオプションと同じです。
DHCPプロトコルのオプションの詳しい情報は以下を参照してください。
http://tools.ietf.org/html/rfc2132
fixed_ips body array 任意 ポートのIPアドレス
IPアドレスとサブネットIDが含まれます。
IPを省略する場合は、指定するサブネットから利用可能なIPアドレスが自動的に割り当てられます。
サブネットIDを省略する場合は、指定するIPアドレスが存在するサブネットからIPアドレスが割り当てられます。
mac_address body string 任意 ポートのMACアドレス
📒注:
MACアドレス指定はポリシー上、ネットワークの所有者でしか使用できないパラメータです。network RBACで共有したネットワークの共有先でcreate portを実行する場合には、MACアドレスの指定はできません。
name body string null
任意
リソース名
network_id body string 必須 関連付けられているネットワークのID
port_security_enabled body boolean 任意 ネットワークのポートセキュリティの有効/無効を表示します。有効の場合は「true」で、無効の場合は「false」です。この値は、新規ポートを作成するときに設定されます。
project_id body string 任意 リソースの所有者のプロジェクトID
管理者ユーザーだけは自分が所属するプロジェクト以外のプロジェクトIDを指定可能です。認証ポリシーでこのポリシーを変更することはできません。
security_groups body array 任意 ポートに適用されているセキュリティグループのID
tenant_id body string 任意 リソースの所有者のプロジェクトID
管理者ユーザーだけは自分が所属するプロジェクト以外のプロジェクトIDを指定可能です。認証ポリシーでこのポリシーを変更することはできません。

レスポンスボディ(正常系)の説明#

名前 Type Description
port object ポートのオブジェクト
admin_state_up boolean リソースの管理状態
「up(true)」または「down(false)」が表示されます。
allowed_address_pairs array Allowed-address-pairとして通信許可するIPアドレスとMACアドレスのペアのリスト
ポートに接続したサーバはallowed-address-pairにマッチするIPアドレスをソースアドレスとするパケットを送信できます。
📒注:
- IPアドレスは必須です。MACアドレスを省略した場合、ポートに既設のMACアドレスが使用されます。
- IPアドレスはCIDR形式でも指定可能です。ただし、VIPへの指定はできません。
- サブネット上の仮想サーバのIPアドレスおよび、router interfaceのIPアドレス、他のポートと重複するIPアドレスは指定しないでください。当該IPアドレスの通信ができなくなる場合があります。
重複したIPアドレスを指定した際は、一度allowed address pairsに空配列を指定してポートを更新後、再試行してください。
binding:host_id string ポートが存在するホストのID
binding:profile string ホスト上に起動するアプリケーションをIaaSのネットワーク構成特有のVIFポート情報の送受信を可能にします。形式はAPI側で定義されていません。
binding:vif_details object ポートの詳細情報
port_filter boolean ポートフィルタリング機能が利用可能かどうかを表示します。
ovs_hybrid_plug boolean OVSなどのハイブリッドプラグを利用する必要があるかどうかを表示します。
binding:vif_type string ポートに接続するために利用するメカニズム
「ovs」、「bridge」、「macvtap」、「hw_veb」、「hostdev_physical」、「vhostuser」、「distributed」、と「other」また、特別な値として「unbound」と「binding_failed」があります。「unbound」の場合は、ポートはIaaSのネットワーク構成に関連付けられていません。「binding_failed」はIaaSのネットワーク構成への関連付けにエラーが発生したことを表します。
binding:vnic_type string ポートに紐付けられている仮想NIC種別
「normal」、「direct」、または「baremetal」のどれかが表示されます。
created_at string リソースの作成日時
data_plane_status string ポートのデータプレーンのステータス
description string リソースの説明
device_id string このポートを使用するデバイスのID
device_owner string このポートを使用するエンティティのID
dns_assignment object IPアドレスとFQDNを含むDNSに割り当てられたポートの情報
extra_dhcp_opts array DHCPオプションの「opt_value」と「opt_name」のペア
extra_dhcp_optsはportのDHCP optionに対して、拡張するパラメータです。例えば、portのtftp-server、DNS-serverなど設定できます。
- opt_name
DHCPの特定オプション
指定されたオプションはポートに反映されます
例:bootfile-name, server-ip-address, tftp-server
- opt_value
「opt_name」の属性の値
例:
- "extra_dhcp_opts":[{"opt_value":"0","opt_name":"router"}]
GatewayのDefault Routeの取得を禁止します。
- "extra_dhcp_opts": [{"opt_value": "{dns_server}", "opt_name": "dns-server"}]
仮想サーバに対して固定でDNSのアドレスを設定します。
extra_dhcp_optsのオプションはDHCPプロトコルのオプションと同じです。
DHCPプロトコルのオプションの詳しい情報は以下を参照してください。
http://tools.ietf.org/html/rfc2132
fixed_ips array ポートのIPアドレス
各項目にIPアドレスとサブネットのIDが入っています。
id string リソースのID
ip_allocation string ポートのIP割り当て
immediate(即時)、deferred(延期)またはnone(なし)が表示されます。
mac_address string ポートのMACアドレス
name string リソース名
network_id string 関連付けられているネットワークのID
port_security_enabled boolean ネットワークのポートセキュリティの有効/無効を表示します。有効の場合は「true」で、無効の場合は「false」です。この値は、新規ポートを作成するときに設定されます。
project_id string プロジェクトのID
revision_number integer リソースの改訂番号
security_groups array ポートに適用されているセキュリティグループのID
status string ポートのステータス
「ACTIVE」、「DOWN」、「BUILD」または「ERROR」のどれかが表示されます。
tenant_id string プロジェクトのID
updated_at string ポートの更新日時

リクエスト例#

{
    "port": {
        "admin_state_up": true,
        "name": "private-port",
        "network_id": "a87cc70a-3e15-4acf-8205-9b711a3531b7",
        "port_security_enabled": true,
        "allowed_address_pairs": [
            {
                "ip_address": "12.12.11.12",
                "mac_address": "fa:14:2a:b3:cb:f0"
            }
        ]
    }
}

レスポンス例#

{
    "port": {
        "admin_state_up": true,
        "allowed_address_pairs": [
            {
                "ip_address": "12.12.11.12",
                "mac_address": "fa:14:2a:b3:cb:f0"
            }
        ],
        "created_at": "2016-03-08T20:19:41",
        "data_plane_status": null,
        "description": "",
        "device_id": "",
        "device_owner": "",
        "dns_assignment": {
            "hostname": "myport",
            "ip_address": "10.0.0.2",
            "fqdn": "myport.my-domain.org"
        },
        "extra_dhcp_opts": [
            {
                "opt_value": "pxelinux.0",
                "ip_version": 4,
                "opt_name": "bootfile-name"
            }
        ],
        "fixed_ips": [
            {
                "ip_address": "10.0.0.2",
                "subnet_id": "a0304c3a-4f08-4c43-88af-d796509c97d2"
            }
        ],
        "id": "65c0ee9f-d634-4522-8954-51021b570b0d",
        "ip_allocation": "immediate",
        "mac_address": "fa:16:3e:c9:cb:f0",
        "name": "private-port",
        "network_id": "a87cc70a-3e15-4acf-8205-9b711a3531b7",
        "port_security_enabled": true,
        "project_id": "d6700c0c9ffa4f1cb322cd4a1f3906fa",
        "revision_number": 1,
        "security_groups": [
            "f0ac4394-7e4a-4409-9701-ba8be283dbc3"
        ],
        "status": "DOWN",
        "tenant_id": "d6700c0c9ffa4f1cb322cd4a1f3906fa",
        "updated_at": "2016-03-08T20:19:41"
    }
}