プロジェクトを作成し、作成したプロジェクトを確認するまでの手順を解説します。
本サービスでは契約内で利用する仮想リソース、グループ、およびユーザーを、プロジェクトという単位で分割して管理します。
APIの中では、プロジェクトはTENANT(テナント)と呼ばれることがあるため、注意が必要です。
注: 作成したプロジェクトは削除することが出来ません。
-
必要な設定を行います。
$ TENANT_NAME=<プロジェクト名(任意)>
$ DESCRIPTION=<プロジェクト説明(任意)>
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次のAPIを実行します。
$ curl -X POST -Ss $IDENTITY/v3/projects -H "X-Auth-Token:$OS_AUTH_TOKEN" \
-H "Content-Type:application/json" -d '{"project": {"name": "'$TENANT_NAME'",
"description": "'$DESCRIPTION'", "domain_id": "'$DOMAIN_ID'", "enabled": true}}' | jq .
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以下のレスポンスが返ります。
{
"project": {
"description": "<プロジェクト説明>",
"links": {
"self": "http://identity.cloud.global.fujitsu.com/v3/projects/<作成したプロジェクトID>"
},
"enabled": true,
"id": "<作成したプロジェクトID>",
"domain_id": "<ユーザーが所属する契約組織番号>",
"name": "<作成したプロジェクト名>"
}
}
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作成したプロジェクトを確認するため、以下のAPIを実行します。
$ curl -X GET -Ss $IDENTITY/v3/projects?domain_id=$DOMAIN_ID \
-H "X-Auth-Token:$OS_AUTH_TOKEN" -H "Content-Type:application/json" | jq .
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以下のように、指定したプロジェクト名を含んだプロジェクトが出力されれば、作成は完了です。
{
"links": {
"self": "http://identity.cloud.global.fujitsu.com/v3/projects",
"previous": null,
"next": null
},
"projects": [
...
{
"description": "<プロジェクト説明>",
"links": {
"self": "http://identity.cloud.global.fujitsu.com/v3/projects/<作成したプロジェクトID>"
},
"enabled": true,
"id": "<作成したプロジェクトID>",
"domain_id": "<ユーザーが所属する契約組織番号>",
"name": "<作成したプロジェクト名>"
},
...
]
}