プロジェクト作成

プロジェクトを作成し、作成したプロジェクトを確認するまでの手順を解説します。

本サービスでは契約内で利用する仮想リソース、グループ、およびユーザーを、プロジェクトという単位で分割して管理します。

APIの中では、プロジェクトはTENANT(テナント)と呼ばれることがあるため、注意が必要です。



注: 作成したプロジェクトは削除することが出来ません。
  1. 必要な設定を行います。
    $ TENANT_NAME=<プロジェクト名(任意)>
    $ DESCRIPTION=<プロジェクト説明(任意)>
  2. 次のAPIを実行します。
    $ curl -X POST -Ss $IDENTITY/v3/projects -H "X-Auth-Token:$OS_AUTH_TOKEN" \
    -H "Content-Type:application/json" -d '{"project": {"name": "'$TENANT_NAME'",
     "description": "'$DESCRIPTION'", "domain_id": "'$DOMAIN_ID'", "enabled": true}}' | jq .
  3. 以下のレスポンスが返ります。
    {
      "project": {
      "description": "<プロジェクト説明>",
        "links": {
          "self": "http://identity.cloud.global.fujitsu.com/v3/projects/<作成したプロジェクトID>"
        },
        "enabled": true,
        "id": "<作成したプロジェクトID>",
        "domain_id": "<ユーザーが所属する契約組織番号>",
        "name": "<作成したプロジェクト名>"
      }
    }
  4. 作成したプロジェクトを確認するため、以下のAPIを実行します。
    $ curl -X GET -Ss $IDENTITY/v3/projects?domain_id=$DOMAIN_ID \
    -H "X-Auth-Token:$OS_AUTH_TOKEN" -H "Content-Type:application/json" | jq .
  5. 以下のように、指定したプロジェクト名を含んだプロジェクトが出力されれば、作成は完了です。
    {
      "links": {
      "self": "http://identity.cloud.global.fujitsu.com/v3/projects",
      "previous": null,
      "next": null
      },
      "projects": [
      
      ...
      
        {
          "description": "<プロジェクト説明>",
          "links": {
            "self": "http://identity.cloud.global.fujitsu.com/v3/projects/<作成したプロジェクトID>"
          },
          "enabled": true,
          "id": "<作成したプロジェクトID>",
          "domain_id": "<ユーザーが所属する契約組織番号>",
          "name": "<作成したプロジェクト名>"
        },
        
        ...
        
      ]
    }