LinuxOSの仮想サーバにポートを追加した際に、インターフェースファイルの設定を行います。
ここではその手順について解説します。
注: 本手順は以下の環境で作成しています。
- OS:CentOS6.8
- 仮想サーバのデフォルトゲートウェイ:業務サービス用ネットワーク側のポート
- eth0:管理用ネットワークのポート
- eth1:業務サービス用ネットワークのポート
-
管理用ネットワークポートのインターフェースファイル(ifcfg-eth0)をコピーして、仮想サーバに追加した業務サービス用ネットワークポートのインターフェースファイル(ifcfg-eth1)を作成します。
また、インターフェースファイルにはどちらをデフォルトゲートウェイとして使用するかを記述します。
- /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEFROUTE=noを追記します。
DEVICE="eth0"
BOOTPROTO="dhcp"
IPV6INIT="yes"
MTU="1500"
NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="yes"
TYPE="Ethernet"
UUID="733285fa-1efe-4d9c-a70b-668922168a3f"
DEFROUTE=no
- /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
UUIDをコメントアウトし、DEFROUTE=yesを追記します。
DEVICE="eth1"
BOOTPROTO="dhcp"
IPV6INIT="yes"
MTU="1500"
NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="yes"
TYPE="Ethernet"
#UUID="733285fa-1efe-4d9c-a70b-668922168a3f"
DEFROUTE=yes
重要: DEFROUTEにてインターフェースをデフォルトゲートウェイとして利用するかを指定します。
-
ネットワークの再構成を行います
以下のコマンドを実行し、OSのネットワーク設定を再構成します。
/etc/init.d/network restart