見積式

IaaSが提供する機能を利用するにあたって、設定値の見積りが必要となる場合があります。ここでは、設定値についての根拠の説明、算出方法などを説明します。

注: 見積式では、正しい数値を参照できるよう、基本的にAPIにおけるパラメーター名で記載します。必要に応じて、APIリファレンスマニュアルを参照してください。

オートスケールのクールダウン時間 見積式

オートスケールを使用する場合に、クールダウン時間が正しく指定されていないと、一度スケーリング処理を実施したあとで、十分な時間を空けずに次のスケーリング処理が実施されてしまいます。その結果、想定した動きをしないで過剰なリソースが作成されてしまうなどの弊害が発生します。例えば、CPU使用率をしきい値として、正しいクールダウン時間が指定されていない場合は、最初のスケールアウトによって追加された仮想サーバの影響で、負荷の平準化が起こる前に次々と仮想サーバが追加されてしまうことがあります。

東日本第1/第2、西日本第1/第2、UK/フィンランド/ドイツ/スペイン/USリージョンの場合

想定した以上に頻繁にスケーリング処理が実行されないよう、以下の計算式を参考に、どちらか大きい値となる方をクールダウン時間として指定します。

  • スケールアウトの場合のクールダウン時間計算式(秒)

    (1つの仮想サーバの作成に要する時間 + FCX::AutoScaling::AutoScalingGroupのHealthCheckGracePeriod値) x FCX::AutoScaling::ScalingPolicyのScalingAdjustment値 + 1つの仮想サーバの削除に要する時間 x 5 + OS::Ceilometer::Alarmのperiod値 x OS::Ceilometer::Alarmのevaluation_periods値
  • スケールインの場合のクールダウン時間計算式(秒)

    1つの仮想サーバの削除に要する時間 x FCX::AutoScaling::ScalingPolicyのScalingAdjustment値 + OS::Ceilometer::Alarmのperiod値 x OS::Ceilometer::Alarmのevaluation_periods値

東日本リージョン3/西日本リージョン3の場合

想定した以上に頻繁にスケーリング処理が実行されないよう、以下の計算式を参考にクールダウン時間を指定してください。

最大以下の時間かかります。

1つの仮想サーバの作成に要する時間 + Type: OS::Heat::ScalingPolicyCooldownの値(オートスケールの動作周期) + OS::AppFormix::Alarmのdurationの値(監視周期)