バックアップ
対象リージョン:東日本第3
指定したスケジュールに従って、共有ストレージを自動的にバックアップします。バックアップデータをリカバリすることで、共有ストレージを復元できます。
バックアップの取得
定期的に利用中の共有ストレージをバックアップします。故障や不具合など、万一の事態に備えて、定期的にデータを保存する用途に向いています。
バックアップの流れは以下になります。
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バックアップルールとバックアップストレージを設定
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バックアップルール(バックアップスケジュール)には以下を指定できます。
省略した場合は、1分ごとにバックアップを取得します。各項目はカンマ区切りで複数指定できます。
項目 指定可能な値 月 1~12までの値 日 1~31までの値 曜日 1~7までの値
ヒント: 1=日曜、2=月曜、3=火曜、4=水曜、5=木曜、6=金曜、7=土曜時 0~23までの値 分 0~59までの値 ヒント: 既存のバックアップルールを変更できます。 -
バックアップデータの保存先となるバックアップストレージには以下を指定できます。
項目 指定可能な値 共有ストレージ名 バックアップ対象の共有ストレージ名 世代数 バックアップデータを保持する世代数(1 ~ 250) サイズ バックアップストレージのサイズ(TB単位で0.5 ~ 20)
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(1回目だけ)バックアップストレージの作成
指定した値に基づいてバックアップストレージが作成されます。
- バックアップルール1つにつき、ルールに基づいてバックアップデータを保存するためのバックアップストレージが1つ作成されます。
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バックアップストレージ名は、以下の命名規約に基づいたものになります。
<バックアップ元の共有ストレージ名>_bk<自動採番された3桁の数字>
注:2024年11月18日をもって、バックアップストレージは新規受付を停止しました。以降、バックアップストレージを新たに作成することはできません。
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(1回目だけ)共有ストレージの全データをスナップショット採取
スナップショット名は、以下の命名規約に基いたものになります。
<バックアップストレージ名>.<作成時刻(YYYY-MM-DD_HHMM)>
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(1回目だけ)スナップショットデータ(共有ストレージの全データ)をバックアップストレージに転送
注:-
スナップショットデータをバックアップ(転送)する際、バックアップストレージの容量が足りない場合は転送が一時停止状態になります。
バックアップデータの世代削除などによって空き容量が増えると自動的に再開されます。
- 転送先に同じ名前のバックアップ世代が存在する場合、既存のバックアップ世代名に日付(
_YYYY-MM-DD_HHMM
)が追加されます。
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(2回目以降)前回のバックアップデータとの差分に対して、スナップショットを採取
前回のバックアップデータとの差分がない場合はスナップショットを採取しません。
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(2回目以降)スナップショットデータ(前回との差分)がある場合、バックアップストレージに転送
注: 保持できるバックアップの最大世代数は、共有ストレージに紐付くバックアップストレージ全体で250までです。超過した場合は古い世代から順番に削除されます。
バックアップデータのリカバリ
指定した共有ストレージにバックアップデータをリカバリできます。
- バックアップ元の共有ストレージとリカバリ先の共有ストレージが異なる場合、リカバリ先の共有ストレージにバックアップストレージが作成されているとリカバリできません。
- バックアップ実施中にリカバリを実行すると、バックアップは一時停止します。リカバリが完了した後、バックアップを再開します。
バックアップデータの削除
バックアップデータの削除には、以下の2種類の方法があります。
種類 | 説明 |
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バックアップデータの世代削除 |
指定したバックアップデータの世代を削除します。 ヒント: 最新のバックアップ世代は削除できません。
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バックアップデータの全削除 |
バックアップストレージを削除します。 ヒント: 共有ストレージに保存されたスナップショットは削除されません。
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