まえがき

本書の目的

本書はFUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS / FJcloud-ベアメタル(以降、FJcloud-O/ベアメタル)が提供するサービス、機能の内容を説明しています。FJcloud-O/ベアメタル上でお客様向けアプリケーション、およびサービスを開発する際の以下のようなケースで活用してください。

  • 開発するお客様向けアプリケーションやサービスが活用できるFJcloud-O/ベアメタル上のサービス、機能の選定、およびその組み合わせの検討
  • お客様向けアプリケーションとしてシステム開発すべき範囲はどこからか、提供されるサービス・機能と作り込みが必要な範囲の検討

本書の読者

本書はFJcloud-O/ベアメタル上で、アプリケーションやサービスを企画または開発される方を対象に書かれています。本書を読むにあたって、以下の知識が必要です。

  • 仮想化技術(ハイパーバイザ、仮想サーバ、仮想ストレージ、仮想ネットワーク)に関する基本的な知識
  • OpenStackに関する基本的な知識
  • 使用するOSに関する基本的な知識
  • インターネット、イントラネットに関する基本的な知識
  • セキュリティに関する基本的な知識
  • バックアップ、監視、冗長化などシステム運用に関する基本的な知識

マニュアル体系

目的・用途に合わせて、以下の関連マニュアルもお読みください

マニュアル名称 目的・用途
機能説明書(本書) 本サービスが提供する機能詳細を解説した資料です。
APIユーザーズガイド REST APIの使い方について、API実行環境の構築方法、利用シーケンスに合わせたサンプルスクリプトなどを説明した資料です。
APIリファレンスマニュアル REST API を利用する際の詳細リファレンスを記載した資料です。
HEATテンプレート解説書 オーケストレーション機能を利用する際に記述する、Heat Orchestration Template (HOT)の書式について説明した資料です。
IaaSポータルユーザーズガイド IaaSポータル(Web GUI)を使用して、本サービスが提供する機能の使い方を説明した資料です。
FJcloudポータルユーザーズガイド FJcloudポータルが提供する利用登録、利用者情報管理などの機能の使い方を説明した資料です。
データベースサービス ユーザーズガイド データベースサービスの基本的な操作方法を説明した資料です。

本文中の略称

本書では、製品名を以下のように表記しています。

正式名称 略称
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O FJcloud-O
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS IaaS
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-ベアメタル ベアメタル
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloudポータル FJcloudポータル
FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O/ベアメタル IaaSポータル IaaSポータル
次世代仮想ファイアーウォール powered by Palo Alto Networks VM-series Palo Alto Networks
Microsoft® Windows Server® Windows Server Windows
Microsoft® Windows Server® 2019 Windows 2019
Microsoft® Windows Server® 2016 Windows 2016
Microsoft® Windows Server® 2012 R2 Windows 2012 R2
Microsoft® Windows Server® 2012 Windows 2012
Microsoft® Windows Server® 2008 R2 Windows 2008 R2
Microsoft® Windows Server® 2008 Windows 2008
Windows® 10 Windows 10
Windows® 8.1 Windows 8.1
Windows® 7 Windows 7
Red Hat® Enterprise Linux® 6.x (for Intel64)(xは数字) RHEL6.x(xは数字) Linux
Red Hat® Enterprise Linux® 7.x (for Intel64)(xは数字) RHEL7.x(xは数字)
Red Hat® Enterprise Linux® 8.x (for Intel64)(xは数字) RHEL8.x(xは数字)
Red Hat® OpenShift Container Platform 3.x (English) (xは数字) RHOCP3.x(xは数字)
Red Hat® OpenShift Container Platform 4.x (English) (xは数字) RHOCP4.x(xは数字)
Community Enterprise Operating System 6.x(xは数字) CentOS 6.x(xは数字) CentOS
Community Enterprise Operating System 7.x(xは数字) CentOS 7.x(xは数字)
Community Enterprise Operating System 8.x(xは数字) CentOS 8.x(xは数字)
Rocky Linux™ 8.x(xは数字) Rocky Linux 8.x(xは数字) Rocky Linux
Red Hat Update Infrastructure RHUI
Red Hat Enterprise Linux AUS(AMC Update Support) RHEL AUS
Windows Server Update Services WSUS
VMware® vSphere® VMware vSphere VMware
VMware® ESX® ESX
VMware® ESXi™ ESXi
VMware® vCenter Server™ vCenter Server
VMware® vSphere® Client vSphere Client
VMware Tools™ VMware Tools
Amazon S3 S3

商標

  • Microsoft、Windows、Windows Serverまたはその他のマイクロ ソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • Javaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
  • Xeonは、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation の商標です。
  • Linux®は米国及びその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。
  • Red Hat、Red Hat Enterprise Linux、OpenShiftは米国およびその他の国において登録されたRed Hat, Inc.の商標です。
  • Rocky Linuxは Rocky Enterprise Software Foundation の登録商標あるいは商標です。
  • Ubuntuは、Canonical Ltd.の登録商標です。
  • OpenStackのワードマークは、米国とその他の国におけるOpenStack Foundationの登録商標/サービスマークまたは商標/サービスマークのいずれかであり、OpenStack Foundationの許諾の下に使用されています。
  • VMwareおよびVMwareの製品名は、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。
  • SAP及びSAPロゴ、SAP R/3、mySAP.com、mySAP Business Suite、その他のSAP製品は、ドイツ及びその他の国におけるSAP AGの商標または登録商標です。
  • AkamaiおよびAkamai Intelligent PlatformはAkamai Technologies, Inc.の商標または登録商標です。
  • Amazon S3は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
  • そのほか、本書に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

なお、本書では、システム名または製品名に付記される登録表示(™または®)は、省略しています。

輸出管理規制

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、 必要な手続きをおとりください。

お願い

  • 本書は、予告なしに変更されることがあります。
  • 本書を無断で他に転用しないようお願いします。
  • 本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権およびその他の権利の侵害については、当社はその責を負いません。