アーカイブストレージの利用手順

対象リージョン:東日本第3

アーカイブストレージを利用するために必要な手順について説明します。

注: アーカイブストレージは新規受付を停止しました。

手順

  1. 以下のコマンドを実行し、アーカイブストレージを作成します。
    # export  TOKEN=取得したトークン
    # export  PROJECT_ID=プロジェクトID
    # export  IP_ADDRESS_HOST1=接続を許可するホスト1のIPアドレス(CIDR形式)
    # export  IP_ADDRESS_HOST2=接続を許可するホスト2のIPアドレス(CIDR形式)
    # export  IP_ADDRESS=アーカイブストレージのIPアドレス(IPv4形式)
    # export  SUBNET_MASK=アーカイブストレージのサブネットマスク(IPv4形式)
    # export  STORAGE_NAME=アーカイブストレージの名前
    # export  SIZE=アーカイブストレージの容量(TB単位)
    # export  SNAPSHOT_SPACE=スナップショット領域の割合(%単位)
    # export  AUTO_DELETE=スナップショットの自動削除指定(old または new)
    # export  SUBNET_ID=アーカイブストレージを接続するサブネットID
    # curl -ks -X POST -H "X-Auth-Token:${TOKEN}" https://filestorage.jp-east-3.cloud.global.fujitsu.com/v1/archive/${PROJECT_ID}/nfs_storages/create -d
    '{
      "storage": {
        "clientmatch": [
          "'${IP_ADDRESS_HOST1}'",
          "'${IP_ADDRESS_HOST2}'"
        ],
        "ipv4_address": "'${IP_ADDRESS}'",
        "ipv4_subnet_mask": "'${SUBNET_MASK}'",
        "name": "'${STORAGE_NAME}'",
        "size_tb": '${SIZE}',
        "snapshot_space_reserve": '${SNAPSHOT_SPACE}',
        "autodelete": "'${AUTO_DELETE}'",
        "subnet_id": "'${SUBNET_ID}'"
      }
    }'
    注:

    以下は、subnet_idで指定するサブネットのIPアドレス範囲で指定してください。

    • アーカイブストレージのIPアドレス(ipv4_address、ipv4_subnet_mask)
    • 接続を許可するホストのIPアドレス(clientmatch)

    レスポンスからジョブIDを確認します(idに表示されたジョブIDを確認)。

    {
      "job": {
        "api_name": "Create a nfs storage",
        "created_at": "2021-05-10T16:56:18Z",
        "id": 9846,
        "project_id": "948ab26d2e7140f18852b6b2f26369c4",
        "request_parameter": {
          ~省略~
        },
        "status": "EXECUTING"
      }
    }
  2. 以下のコマンドを実行し、アーカイブストレージの作成完了を確認します。
    # export  TOKEN=取得したトークン
    # export  PROJECT_ID=プロジェクトID
    # export  JOB_ID=ジョブID
    # curl -ks -X GET -H "X-Auth-Token:${TOKEN}" https://filestorage.jp-east-3.cloud.global.fujitsu.com/v1/archive/${PROJECT_ID}/jobs/${JOB_ID}

    レスポンスから作成完了を確認します(status が"COMPLETED"であることを確認)。

    {
      "job": {
        "api_name": "Create a nfs storage",
        "created_at": "2021-05-10T16:56:18Z",
        "ended_at": "2021-05-10T16:56:55Z",
        "id": 9846,
        "project_id": "948ab26d2e7140f18852b6b2f26369c4",
        "request_parameter": {
          ~省略~
        }
      },
      "started_at": "2021-05-10T16:56:25Z",
      "status": "COMPLETED"
    }
  3. 以下のコマンドを実行し、作成したアーカイブストレージを確認します。
    # export  TOKEN=取得したトークン
    # export  PROJECT_ID=プロジェクトID
    # curl -ks -X GET -H "X-Auth-Token:${TOKEN}" https://filestorage.jp-east-3.cloud.global.fujitsu.com/v1/archive/${PROJECT_ID}/nfs_storages
    

    レスポンス

    {
      "storages": [
        {
          "created_at": "2021-05-10T16:56:55Z",
          "id": "1a5737a0-0249-451b-9397-d4f8351860e5",
          "clientmatch": [
            "192.168.10.0/24"
          ],
          "ipv4_address": "192.168.10.3",
          "ipv4_subnet_mask": "255.255.255.0",
          "name": "my_archive", 
          "project_id": "948ab26d2e7140f18852b6b2f26369c4",
          "size_tb": 1,
          "snapshot_space_reserve": 5,
          "snapshot_space_reserve_used": 2.4,
          "autodelete": "old",
          "subnet_id": "49c0f1af-2ceb-41d7-9a74-14dcbedce9f8"
        },
        {
          ~省略~
        }
      ]
    }
  4. 作成したアーカイブストレージをベアメタルサーバで利用するために、OS上で以下の設定を実施します。
    • RHELの場合

      RHELサーバにアーカイブストレージをマウントします。任意のユーザーで、以下の手順を実施してください。

      1. 以下のコマンドを実行し、マウント先ディレクトリを作成します(MOUNTDIR には任意のディレクトリ名を指定)。

        # MOUNTDIR=マウント先ディレクトリ
        # mkdir /MOUNTDIR
        
      2. 以下のコマンドを実行し、アーカイブストレージをマウントします。

        # IP_ADDRESS=アーカイブストレージのIPアドレス(IPv4形式)
        # STORAGE_NAME=アーカイブストレージ名
        # MOUNTDIR=マウント先ディレクトリ
        # mount -t nfs $IP_ADDRESS:/$STORAGE_NAME $MOUNTDIR
        
      注:
      • アーカイブストレージをマウントする場合、<アーカイブストレージ名>は必ず指定してください。
      • 必要に応じて、NFSクライアントに必要なパッケージをインストールしてください。