共有ストレージの利用手順
対象リージョン:東日本第3
共有ストレージを利用するために必要な手順について説明します。
手順
-
以下のコマンドを実行し、共有ストレージを作成します。
# export OS_AUTH_TOKEN="取得済みトークン文字列" # export REGION=jp-east-3 # export PROJECT_ID="プロジェクトID" # export SUBNET_ID="共有ストレージを接続するサブネットID" # export IP_ADDRESS="共有ストレージのIPアドレス" # export SUBNET_MASK="サブネットマスク" # export VOLUME_NAME="共有ストレージ名" # export VOLUME_SIZE_TB="サイズ(単位:TB)" # curl -sS -X POST -H 'Content-Type: application/json' -H 'Accept: application/json' -H "X-Auth-Token:${OS_AUTH_TOKEN}" -d '{"userInputValues":[{"key":"TenantId","value":"'${PROJECT_ID}'"},{"key":"SubnetId","value":"'${SUBNET_ID}'"},{"key":"IPv4","value":"'${IP_ADDRESS}'"},{"key":"SubnetMask","value":"'${SUBNET_MASK}'"},{"key":"VolumeName","value":"'${VOLUME_NAME}'"},{"key":"VolumeSizeTB","value":"'${VOLUME_SIZE_TB}'"}]}' "https://baremetal.${REGION}.cloud.global.fujitsu.com/v1/disk/accesspoint/create"
ジョブIDが表示されます。
表示されたジョブIDで、共有ストレージの作成状況を確認できます。
{"jobId": "ジョブID"}
-
以下のコマンドを実行し、共有ストレージの作成完了を確認します。
# export JOB_ID="ジョブID" # curl -sS -X GET -H 'Accept: application/json' -H "X-Auth-Token:${OS_AUTH_TOKEN}" "https://baremetal.${REGION}.cloud.global.fujitsu.com/v1/disk/accesspoint/create/${JOB_ID}?TenantId=${PROJECT_ID}"
共有ストレージの作成状況が表示されたら、"jobStatus"が"COMPLETED"であることを確認します。
{ "jobStatus":{ "jobStatus":"COMPLETED", "startTime":"処理が開始された日時", "endTime":"処理が終了した日時", "plannedExecutionTime":"APIリクエストを受け付けた日時", "userInputValues":[ {"key":"$RegionName","value":"jp-east-3"}, {"key":"$VolumeSizeTB","value":"サイズ"}, {"key":"$IPv4","value":"共有ストレージのIPアドレス"}, {"key":"$VolumeName","value":"共有ストレージ名"}, {"key":"$Token","value":"取得済みトークン文字列"}, {"key":"$SubnetMask","value":"サブネットマスク"}, {"key":"$TenantId","value":"プロジェクトID"}, {"key":"$SubnetId","value":"共有ストレージを接続するサブネットID"} ] } }
-
以下のコマンドを実行し、作成された共有ストレージを確認します。
# curl -sS -X GET -H 'Accept: application/json' -H "X-Auth-Token:${OS_AUTH_TOKEN}" "https://baremetal.${REGION}.cloud.global.fujitsu.com/v1/disk/volume/detail?TenantId=${PROJECT_ID}"
共有ストレージの使用状況一覧が表示さます。
{ "SnapshotList": [], "BackupVolumeSchedule": [], "BackupGenerationList": [], "VolumeList": [ (省略) { "available_size_mb": "使用可能サイズ(単位:MB)", "ipv4": "共有ストレージのIPアドレス", "project_id": "プロジェクトID", "size_mb": "領域サイズ(単位:MB)", "snapshot_used_mb": "スナップショット使用サイズ(単位:MB)", "subnet_id": "共有ストレージを接続するサブネットID", "subnet_mask": "サブネットマスク", "used_size_mb": "使用サイズ(単位:MB)", "volume_name": "共有ストレージ名" } (省略) ] }
-
作成した共有ストレージをベアメタルサーバで利用するために、OS上で以下の設定を実施します。
-
RHELの場合
RHELサーバに共有ストレージをマウントします。任意のユーザーで、以下の手順を実施してください。
-
以下のコマンドを実行し、マウント先ディレクトリを作成します。
# mkdir /MOUNTDIR
MOUNTDIR
には、任意のディレクトリ名を指定してください。 -
以下のコマンドを実行し、共有ストレージをマウントします。
# mount -t nfs <共有ストレージのIPアドレス>:/<共有ストレージ名> /MOUNTDIR
注:- 共有ストレージをマウントする場合、<共有ストレージ名>は必ず指定してください。
- 共有ストレージをNFSマウントするには、NFSクライアントに必要なパッケージのインストールが必要です。
-
-
ESXiの場合
共有ストレージをデータストアとしてESXiサーバに追加します。管理者権限をもつユーザーで以下の手順を実施してください。
-
ESXiホストの構成画面からストレージ > ストレージの追加...をクリックします。
ストレージの追加画面が表示されます。
-
ネットワークファイルシステムを選択し、次へをクリックします。
-
各項目に以下の情報を入力し、次へをクリックします。
- サーバに「共有ストレージのIPアドレス」を入力します。
- フォルダに「共有ストレージ名」を入力します。
- データストア名に、任意のデータストア名を入力します。
-
終了をクリックします。
共有ストレージがデータストアとして追加されます。
-
-
APIリファレンス
対象リージョン:東日本第3/西日本第3