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移行元仮想環境で稼働している仮想サーバのOSがUbuntuの場合、IaaS環境への移行に必要な作業を説明します。
このタスクについて
移行元となる仮想環境上および仮想サーバのOS上で、以下の作業を実施します。
手順
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VMware Toolsのアンインストール
移行対象となる仮想サーバにVMware Toolsがインストールされている場合は、アンインストールしてください。
# vmware-uninstall-tools.pl
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SSHサーバのインストール
SSHサーバを、以下の手順でインストールします。
# apt-get install openssh-server
ヒント: 必要に応じてSSHサービスを設定してください。
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cloud-initのインストール
cloud-initを、以下の手順でインストールします。
# apt-get install cloud-init
# dpkg-reconfigure cloud-init
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ブートログ出力先設定
カーネルがブートログをttyS0デバイスに書き込めるように設定を変更します。
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/etc/default/grubを退避し、grubにカーネルがブートログをttyS0デバイスに書き込む定義を追加します。
# cp -p /etc/default/grub /root/grub.bak
# vi /etc/default/grub
grubに以下の設定を追記します。
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=console=tty0 console=ttyS0,115200
GRUB_TERMINAL=console
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以下のコマンドを実行し、設定を反映します。
# update-grub
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ネットワーク設定(DHCP接続)
以下の手順でネットワーク設定を実施します。
/etc/network/interfaces に定義されているネットワークインターフェースの定義で、DHCP接続となるよう設定します。
# vi /etc/network/interfaces
以下はeth0の設定例です。
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
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MACアドレス削除
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設定ファイルを退避します。ファイルが存在しない場合は作業不要です。
# cp /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules \
/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules.bak
# cp /lib/udev/rules.d/75-persistent-net-generator.rules \
/lib/udev/rules.d/75-persistent-net-generator.rules.bak
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MACアドレス情報を削除します。
# rm /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules
# rm /lib/udev/rules.d/75-persistent-net-generator.rules
# touch /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules
# touch /lib/udev/rules.d/75-persistent-net-generator.rules
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ファイアーウォール無効化
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iptables-persistentを以下のコマンドでインストールします。
# apt-get install iptables-persistent
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iptables設定を初期化し、設定を永続化します。
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cloud.cfgの設定
/etc/cloud/cloud.cfgに対して、cloud-initの動作を設定します。
# vi /etc/cloud/cloud.cfg
仮想サーバのメタデータに関する定義を設定します。
datasource_list: ['OpenStack']
datasource:
OpenStack:
timeout: 180
ヒント: 上記以外にもcloud-initの動作を設定できます。設定方法についてはcloud-initのサポートサイトを参照してください。
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OSのシャットダウン