Outputs Section

outputsセクションでは、ユーザーが利用可能な出力パラメータを定義できます。

ここで定義したパラメータは、スタック情報としてユーザーが参照できます。例えば、配備したインスタンスのIPアドレス、または、スタックに配備されたWebアプリケーションのURLなどのパラメータに使います。

outputs:
  <parameter name>:
    description: <description>
    value: <parameter value>

具体的なoutputsの参照の仕方については、「outputsの参照」を参照してください。

Element Required Description
<parameter name> Yes outputsセクション内で一意となる出力パラメータの名前を定義します。
description No 出力パラメータの説明を定義します。
value No 出力パラメータの値を定義します。 get_attr を使った指定により、リソースの情報を取得できます。省略した場合、出力パラメータの値は空文字になります。

以下は、ComputeリソースのIPアドレスを取得するための、'instance_ip'という名前の出力パラメータを定義するときの指定例です。

resources:
  my_instance:
    type: OS::Nova::Server
outputs:
  instance_ip:
    description: IP address of the deployed compute instance
    value: { get_attr: [my_instance, first_address] }