アラーム[東日本第3/西日本第3]#

機能概要#

IaaSポータル上でのアラーム機能を提供します。リソースの監視項目に対してしきい値の条件を設定し、アラームを作成することで、アラームの通知とその履歴の閲覧ができます。

なお、本章で説明するアラームは、東日本第3/西日本第3向けの提供機能および操作画面になっています。東日本第3/西日本第3以外のリージョンのアラームとは提供機能が異なりますので、「アラーム[東日本第1/第2、西日本第1/第2]」を参照してください。

提供機能は以下のとおりです。

アラーム機能

  • アラームの一覧表示および詳細表示
  • アラームの作成、編集および削除
  • アラームの履歴検索、履歴詳細表示

アラーム一覧#

プロジェクト内に作成されたアラームを一覧で確認できます。
なお、「target_type: 'project'」以外、または「alarm_action: 'autoscale '」のアラームは表示されません。
本画面から、アラームの作成、変更、削除、詳細、履歴の操作ができます。

image352
図: アラーム一覧

表: アラーム一覧テーブル表示内容

No. 項目名 表示内容
1 アラーム名 アラーム名
2 状態 ※1 アラームの状態
有効 / 無効
3 アラームレベル -(未設定の場合) / none / information / warning / error / critical
4 監視項目 ※2 アラームに設定した監視項目
5 しきい値 アラームに設定したしきい値とその単位
6 比較式 above / below
7 集計関数 avg / max / min / sum / grp_avg / grp_max / grp_min / grp_sum
8 アクション アラームに対する各種操作

※1 状態(アラームの状態)の設定値を以下に示します。

  • 有効
     監視項目を監視し、しきい値条件を満たした時に通知します。

  • 無効
     監視は実行していますが、通知の機能は停止しています。

※2 提供される監視項目は、「IaaS 機能説明書 付録 監視項目一覧(東日本第3/西日本第3)」を参照してください。

アクションについて#

アラーム一覧のアクションとして以下を提供します。

image353
図: アラーム一覧アクション

  1. 履歴
    アラーム履歴」を参照してください。
  2. 編集
    アラーム編集」を参照してください。
  3. 削除
    アラーム削除」を参照してください。

アラーム詳細#

アラーム一覧のアラーム名をクリックすることでアラーム詳細を開くことができます。アラームの詳細な情報を確認できます。

image354
図: アラーム詳細

表: アラーム詳細表示内容

No.分類項目名表示内容
1アラームアラーム名アラーム名
2アラームID作成時に自動付与されたID
3アラームレベル-(未設定の場合) / none / information / warning / error / critical
4アラーム時のアクション ※1-(未設定の場合) / メール通知
5アラームの状態 ※2有効 / 無効
6アラーム通知のしきい値アラーム通知のしきい値
7監視データ取得不可時の通知有無有効 / 無効
8アラームの説明アラームの説明
9監視項目アラーム設定対象アラーム設定対象
10監視項目 ※3アラームに設定した監視項目
11しきい値しきい値アラームに設定したしきい値とその単位
12比較式above / below
13監視間隔アラームに設定した監視間隔(分単位)
14集計対象期間アラームに設定した集計対象期間(分単位)
15集計関数avg / max / min / sum / grp_avg / grp_max / grp_min / grp_sum

※1 アラーム時のアクションでの設定値を以下に示します。

  • 空白(設定しない場合)
     メール通知されません。アラーム履歴画面での確認のみとなります。

  • メール通知
     監視対象のリソースに対して設定したしきい値条件を満たした時に、通知対象者へメールが送信されます。
     メールの情報からアラーム履歴画面で確認できます。

※2 アラームの状態の設定値を以下に示します。

  • 有効
     監視項目を監視し、しきい値条件を満たした時に通知します。

  • 無効
     監視は実行していますが、通知の機能は停止しています。

※3 提供される監視項目は、「IaaS 機能説明書 付録 監視項目一覧(東日本第3/西日本第3)」を参照してください。

アラーム作成#

アラーム作成では、指定したリソース種別の監視項目に対してしきい値条件を指定することで、アラームを設定できます。

アラーム作成方法#

  1. アラーム一覧画面右上の作成アイコン「+」をクリックします。
  2. 以下を設定して「作成」をクリックします。

    image355
    図: アラーム作成(全体)

    ※項目名の右側に*(アスタリスク)がある場合は入力必須です。(全画面共通)

    表: アラーム作成入力内容

    No.分類項目名必須/ 任意入力内容
    1アラームアラーム名必須文字列長:1~100文字 入力可能な文字
    (A~Z、a~z、0~9、記号)
    2アラームレベル任意空白(設定しない場合) / none / information / warning / error / critical
    3アラーム時のアクション ※1任意空白(設定しない場合) / メール通知
    4アラームの状態 ※2必須有効 / 無効
    5アラーム通知のしきい値必須入力可能な値:1以上の整数
    6監視データ取得不可時の通知有無必須有効 / 無効
    7アラームの説明任意255文字以内
    8監視項目監視項目 ※3必須リソースの監視項目
    9しきい値しきい値必須入力可能な値:数値
    10比較式必須above / below
    11監視間隔必須分単位で入力
    入力可能な値:1~1440
    12集計対象期間必須分単位で入力
    入力可能な値:1~60
    13集計関数必須avg / max / min / sum / grp_avg / grp_max / grp_min / grp_sum

    ※1 アラーム時のアクションでの設定値を以下に示します。

    • 空白(設定しない場合)
      メール通知されません。アラーム履歴画面での確認のみとなります。

    • メール通知
      監視対象のリソースに対して設定したしきい値条件を満たした時に、通知対象者 へメールが送信されます。
      メールの情報からアラーム履歴画面で確認できます。

    ※2 アラームの状態の設定値を以下に示します。

    • 有効
      監視項目を監視し、しきい値条件を満たした時に通知します。

    • 無効
      監視は実行しますが、通知の機能は停止します。

    ※3 提供される監視項目は、「IaaS 機能説明書 付録 監視項目一覧(東日本第3/西日本第3)」を参照してください。  

 

アラーム編集#

作成したアラームの編集ができます。
アラーム時のアクション設定およびアラームの有効/無効の設定ができます。

アラーム編集方法#

  1. アラーム一覧画面で、編集するアラームのプルダウンから「編集」をクリックします。
    image356
    図: アラーム一覧(編集)

  2. アラーム編集画面で、以下を編集することができます。
    アラーム編集入力内容は「表: アラーム作成入力内容」と同様です。
    image357
    図: アラーム編集

  3. 編集後「更新」をクリックします。  

アラーム削除#

アラームを削除できます。

アラーム削除方法#

  1. アラーム一覧画面で、削除するアラームのプルダウンから「削除」をクリックします。
    image356-1
    図: アラーム一覧(削除)

  2. 削除内容を確認して問題なければ「削除」ボタンをクリックします。
    image358
    図: アラームの削除

 

アラーム履歴#

アラーム履歴を発生日時で検索し表示することができます。

image359
図: アラーム履歴

表: アラーム履歴表示内容

No.分類項目名表示内容
1アラームアラーム名アラーム名
2絞り込み条件開始日時(UTC)初期値:現在日時(UTC)から15日前
3終了日時(UTC)初期値:現在日時(UTC)
4検索結果発生日時(UTC)アラームが発生した日時
5発生時のアラーム状態firing / resolved / nodata
6状態変化時の監視データの値状態変化時の監視データの値
7しきい値アラームに設定したしきい値とその単位
8監視項目アラームに設定した監視項目
9比較式above / below
10集計関数avg / max / min / sum / grp_avg / grp_max / grp_min / grp_sum

アラーム履歴表示方法#

  1. アラーム一覧画面で、対象とするアラームのプルダウン「履歴」をクリックします。
    image360
    図: アラーム一覧(履歴)
  2. アラーム履歴画面の絞り込み条件で以下を設定し、「検索」ボタンをクリックします。
    image361
    図: アラーム履歴(絞り込み条件)
    開始日時(UTC)、終了日時(UTC)の日付の設定方法
    • 開始日付、終了日付
      開始日付、終了日付のテキストフォームをクリックして日付を選択します。
      image362
      図: 開始日付、終了日付
    • 開始時刻、終了時刻
      開始日時、終了日時のテキストフォームをクリックして時刻を選択します。
      image363
      図: 開始時刻、終了時刻

アラーム履歴詳細#

アラーム履歴一覧のアラーム名をクリックすることで、アラーム履歴詳細を開くことができます。

image364
図: アラーム履歴詳細

表: アラーム履歴詳細表示内容

No.分類項目名表示内容
1アラーム発生日時(UTC)アラームが発生した日時 表示形式:yyyy-mm-ddThh:mm:ssZ
2発生時のアラーム状態firing / resolved / nodata
3状態変化時の監視データの値状態変化時の監視データの値
4アラームの状態が変化した仮想サーバのIDアラームの状態が変化した仮想サーバのID
5アラーム名アラーム名
6アラームID作成時に自動付与されたID
7アラームレベル-(未設定の場合) / none / information / warning / error / critical
8アラーム時のアクション ※1-(未設定の場合) / メール通知
9アラームの状態 ※2有効 / 無効
10アラーム通知のしきい値アラーム通知のしきい値
11監視データ取得不可時の通知有無有効 / 無効
12アラームの説明アラームの説明
13監視項目アラーム設定対象アラーム設定対象
14監視項目 ※3アラームに設定した監視項目
15しきい値しきい値アラームに設定したしきい値とその単位
16比較式above / beloww
17監視間隔アラームに設定した監視間隔(分単位)
18集計対象期間アラームに設定した集計対象期間(分単位)
19集計関数avg / max / min / sum / grp_avg / grp_max / grp_min / grp_sum

※1 アラーム時のアクションでの設定値を以下に示します。

  • 空白(設定しない場合)
     メール通知されません。アラーム履歴画面での確認のみとなります。

  • メール通知
     監視対象のリソースに対して設定したしきい値条件を満たした時に、通知対象者へメールが送信されます。
     メールの情報からアラーム履歴画面で確認できます。

※2 アラームの状態の設定値を以下に示します。

  • 有効
     監視項目を監視し、しきい値条件を満たした時に通知します。

  • 無効
     監視は実行していますが、通知の機能は停止しています。

※3 提供される監視項目は、「IaaS 機能説明書 付録 監視項目一覧(東日本第3/西日本第3)」を参照してください。