3.2. ログインノードへの接続
Tera Termを利用したログインノードへの接続#
ユーザーがターミナルソフトウェアを使用し、ログインノードへログインする手順を示します。
本手順ではターミナルソフトウェアとして、Tera Termを使用した例を示します。ご使用するターミナルソフトウェアに合わせて、必要なパラメータを設定してください。
ログインノードへ接続する前に、3.1. 利用開始までのフローを実施し、以下の情報・ファイルを取得していることを確認してください。
ログインノードのIPアドレス
マルチアカウント名
秘密鍵
秘密鍵のパスフレーズ
接続元IPに関する注意事項
ログインノードに接続するには、接続元IPがHPCファイアウォールグループで接続許可されている必要があります。接続に使用する端末のIPを管理者に連絡し、HPCファイアウォールグループで接続許可するよう依頼してください。プロキシ経由で接続元IPが変更される場合は、変更後のプロキシのIPを連絡してください。
1. Tera Termのインストール#
Tera Termの公開ホームページよりTera Termをダウンロードし、インストールしてください。インストール方法はホームページの情報をご参照ください。本手順では、バージョン4.106をインストールして利用します。
2. 接続先IPアドレスの入力#
Tera Termを起動すると、接続先を指定する画面が表示されます。ホスト
にログインノードのIPアドレス
を入力し、「OK」
ボタンを押してください。
3. ホスト鍵登録#
known_hostsリストにサーバ側のホスト鍵を登録するかの確認画面が表示されるので、「続行」
ボタンを押してください。この警告画面は初回接続時のみ表示されます。
4. 認証情報の入力#
SSH認証情報を入力する画面が表示されます。ユーザ名
にマルチアカウント名
、パスフレーズ
に秘密鍵のパスフレーズ
を入力し、認証方式
としてRSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う
を選択し、秘密鍵
の項目に取得した秘密鍵
のファイルパスを選択してください。全ての入力が終わった後、「OK」
ボタンを押してください。
5. ログイン完了#
正常に認証された場合は、シェルのプロンプトが表示されます。認証に失敗した場合は、マルチアカウント名やパスフレーズに間違いがないか、接続元IPがHPCファイアウォールグループで接続許可されているかをご確認ください。