使用するステータスコード一覧
ステータスコード | 説明 |
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200: OK | OK。リクエストは成功し、レスポンスとともに要求に応じた情報が返される。 ブラウザでページが正しく表示された場合は、ほとんどがこのステータスコードを返している。 |
201: Created | 作成。リクエストは完了し、新たに作成されたリソースのURIが返される。 例:PUTメソッドでリソースを作成するリクエストを行ったとき、そのリクエストが完了した場合に返される。 |
202: Accepted | 受理。リクエストは受理されたが、処理は完了していない。 例:PUTメソッドでリソースを作成するリクエストを行ったとき、サーバがリクエストを受理したものの、リソースの作成が完了していない場合に返される。バッチ処理向け。 |
400: Bad Request | リクエストが不正である。 クライアントのリクエストがおかしい(定義されていないメソッドを使うなど)場合に返される。 |
401: Unauthorized | 認証が必要である。 Basic認証やDigest認証などを行うときに使用される。たいていのブラウザはこのステータスを受け取ると、認証ダイアログを表示する。 |
403: Forbidden | 禁止されている。リソースにアクセスすることを拒否された。 アクセス権がない場合や、ホストがアクセス禁止処分を受けた場合などに返される。 例:社内(イントラネット)からのみアクセスできるページに社外からアクセスしようとした。 |
404: Not Found | 未検出。リソースが見つからなかった。 単に、アクセス権がない場合などにも使用される。 |
405: Method Not Allowed | 許可されていないメソッド。許可されていないメソッドを使用しようとした。 例:POSTメソッドの使用が許されていない場所で、POSTメソッドを使用した場合に返される。 |
406: Not Acceptable | 受理できない。Accept関連のヘッダーに受理できない内容が含まれている場合に返される。 例:サーバは英語か日本語しか受け付けられないが、リクエストのAccept-Language:ヘッダーにzh(中国語)しか含まれていなかった。 例:サーバはapplication/pdfを送信したかったが、リクエストのAccept:ヘッダーにapplication/pdfが含まれていなかった。 例:サーバはUTF-8の文章を送信したかったが、リクエストのAccept-Charset:ヘッダーには、utf-8が含まれていなかった。 |
408: Request Timeout | リクエストタイムアウト リクエストが時間以内に完了していない場合に返される。 |
409: Conflict | 矛盾 要求は現在のリソースと矛盾するので完了出来ない。 |
410: Gone | 消滅した ファイルは恒久的に移動した。どこに行ったかもわからない。 404 Not Foundと似ているが、こちらは二度と復活しない場合に示される。 |
412: Precondition Failed | 前提条件で失敗した 前提条件が偽だった場合に返される。 例:リクエストのIf-Unmodified-Since:ヘッダーに書いた時刻より後に更新があった場合に返される。 |
413: Request Entity Too Large | リクエストエンティティが大きすぎる。リクエストエンティティがサーバの許容範囲を超えている場合に返す。 例:アップローダの上限を超えたデータを送信しようとした。 |
414: Request-URI Too Long | リクエストURIが大きすぎる。URIが長過ぎるのでサーバが処理を拒否した場合に返す。 例:画像データのような大きなデータをGETメソッドで送ろうとし、URIが何10kBにもなった場合に返す(上限はサーバに依存する)。 |
415: Unsupported Media Type | サポートしていないメディアタイプ。指定されたメディアタイプはサポートされていない場合に返す。 |
416: Requested Range Not Satisfiable | リクエストしたレンジは範囲外にある。実ファイルのサイズを超えるデータを要求した。 たとえば、リソースのサイズが1024Byteしかないのに、1025Byteを取得しようとした場合などに返す。 |
417: Expectation Failed | 期待するヘッダーに失敗 その拡張はレスポンスできず、またはプロキシサーバが次に到達するサーバがレスポンスできないと判断している。 具体例として、Excpect:ヘッダーに100-continue以外の変なものを入れた場合や、そもそもサーバが100 Continueが扱えない場合に返す。 |
500: Internal Server Error | サーバ内部エラー。サーバ内部にエラーが発生した場合に返される。 例として、CGIに文法エラーがあったり設定に誤りがあった場合に返される。 CGIの文法が間違っている。 |