Head Object#

オブジェクトのメタデータを表示します。

APIエンドポイント#

リージョン APIエンドポイント
西日本リージョン3の場合 https://objectstorage-s.jp-west-3.cloud.global.fujitsu.com
東日本リージョン3の場合 https://objectstorage-s.jp-east-3.cloud.global.fujitsu.com

HTTPメソッドとURI#

HEAD

/{bucket}/{object}

HTTPステータスコード#

正常時:200, 206

エラー時:400, 403, 404, 405, 409, 411, 412, 416, 422, 500, 501, 503

リクエストパラメータの説明#

名前 In Type デフォルト値
/必須指定
Description
Bucket path string 必須 バケット名
Object path string 必須 オブジェクト名
versionId query string 任意 バージョンID
バージョニング設定が有効なバケット内の特定バージョンのオブジェクトを削除する場合は必須です。
x-amz-content-sha256 header string 必須 ペイロード全体の計算されたSHA256チェックサム
x-amz-date header string 必須 リクエスト側で生成した現在日時
Authorization header string 必須 リクエスト認証に用いる文字列
x-amz-server-side-encryption-customer-algorithm header string 任意 オブジェクト暗号化時に使用するアルゴリズム
指定可能な値はAES256だけです。
x-amz-server-side-encryption-customer-key header string 任意 オブジェクト暗号化時に使用する暗号鍵のbase64エンコード済み文字列
暗号鍵はテキスト/バイナリ問わず256ビットの長さであることが必要です。
【Linuxでの指定文字列作成コマンド例】
echo -n <暗号鍵> | openssl enc -base64
x-amz-server-side-encryption-customer-key-MD5 header string 任意 暗号鍵の128-bit MD5ダイジェストのbase64エンコード済み文字列
送信した暗号鍵の整合性確認に使用します。
【Linuxでの指定文字列作成コマンド例】
echo -n <暗号鍵> | openssl dgst -md5 -binary | openssl enc -base64
Consistency-Control header string 任意 リクエスト認証に用いる文字列
指定できる整合性レベルは次のとおりです。
- available
📘ヒント:
- この指定がない場合には、バケットの整合性レベルとなります。
- 整合性レベルの詳細については機能説明書の「整合性レベル」を参照してください。
partNumber query string 任意 Upload Partの分割Upload時に指定したオブジェクトの番号
Complete Multipart Uploadの完了後に利用できます。

レスポンスヘッダーの説明#

名前 Type Description
Date string トランザクションが実行された日時
Content-Type string MIME仕様で定義されているコンテントの形式
Content-Length string レスポンスボディのバイト数
Connection string 持続接続の状態を表示します。
x-amz-request-id string このリクエストに付与されるID
トラブルについて問い合わせる際に利用されます。
x-amz-id-2 string このリクエストに対する処理ID
トラブルについて問い合わせる際に利用されます。
x-ntap-sg-trace-id string このリクエストに対する処理ID
トラブルについて問い合わせる際に利用されます。
Etag string 格納されているオブジェクトのハッシュ値
x-amz-server-side-encryption string オブジェクトが暗号化キーを使用して保存されている場合に使用されている暗号化アルゴリズム
Last-Modified string オブジェクトの作成日と時間またはメタデータが変更された日と時間
x-amz-expiration string オブジェクトに設定された有効期限
オブジェクトが格納されているバケットに、バケットライフサイクルポリシーを設定している場合に表示されます。
x-amz-version-id string オブジェクトのバージョンID
AcceptRanges string リクエストの応答サイズの形式
X-Fcx-Endpoint-Request string APIエンドポイントとしてリクエストを受け付けたことを示す番号
Content-Range string 指定したバイトの範囲と全体のバイト数
リクエストパラメータでpartNumberを指定した場合に表示されます。
x-amz-mp-parts-count string オブジェクトの分割数
リクエストパラメータでpartNumberを指定した場合に表示されます。

リクエスト例#

HEAD /general-bucket/object_data_1 HTTP/1.1
User-Agent: curl/7.29.0
Host: objectstorage-s.jp-east-3.cloud.global.fujitsu.com
Accept: */*
x-amz-content-sha256:e3b0c44298fc1c149afbf4c8996fb92427ae41e4649b934ca495991b7852b855
x-amz-date:20190604T063816Z
Authorization:AWS4-HMAC-SHA256 Credential=XK8Z3830NBL1BT9WD3HD/20190604/jp-east-3/s3/aws4_request,SignedHeaders=host;x-amz-content-sha256;x-amz-date,Signature=501ba5f5c8225ecc6ae1c4d44831d4be6273442650c162d3279eb7c9d452ec75

レスポンス例#

HTTP/1.1 200 OK
Date: Tue, 04 Jun 2019 06:38:17 GMT
Content-Type: binary/octet-stream
Content-Length: 252864
Connection: keep-alive
x-amz-request-id: 913628700
x-amz-id-2: 12174498
x-ntap-sg-trace-id: 73152f4eaaf82d49
ETag: "0acd0dd3a9121a41ed274bbfb11365cc"
x-amz-server-side-encryption: AES256
Last-Modified: Tue, 04 Jun 2019 06:10:59 GMT
Accept-Ranges: bytes
X-Fcx-Endpoint-Request: EXECUTED_api3-rmp2.management.jp-east-3.local-28857-859372-1_200