グループにユーザーを追加

ユーザーをグループに追加し、追加完了を確認する手順について解説します。

ユーザーをグループに追加することによって、グループの持つロールをユーザーに適用することが出来ます。

注: 本APIを実行する際はグローバルトークンを使用する必要があります。
  1. 以下で、グループに追加するユーザーと、追加対象のグループをそれぞれIDによって設定します。
    $ TMP_USER_ID=<追加ユーザーID>
    $ TMP_GROUP_ID=<追加対象のグループID>
  2. 次のAPIを実行します。
    $ curl -i -X PUT -s $IDENTITY/v3/groups/$TMP_GROUP_ID/users/$TMP_USER_ID \
    -H "X-Auth-Token:$OS_AUTH_TOKEN" -H  "Content-Type:application/json"

    レスポンスは以下のようになります。

    HTTP/1.1 204 No Content
    X-Fcx-Endpoint-Request: EXECUTED_REQ<任意の9つの数字>_204
    Vary: X-Auth-Token
    Date: Tue, 17 Nov 2015 07:00:02 GMT
  3. グループにユーザーが追加されたかを確認するため、グループを指定してグループに含まれるユーザー一覧を表示させます。
    $ TMP_GROUP_ID=<確認対象のグループID>
    $ curl -X GET -s $IDENTITY/v3/groups/$TMP_GROUP_ID/users -H "X-Auth-Token:$OS_AUTH_TOKEN" \
    -H "Content-Type:application/json" | jq .

    以下のように、追加したユーザーを含んだ一覧が返っておれば、作成は完了です。

    {
      "users": [
        
        ...
        
        {
          "domain_id": "<ドメインID>",
          "name": "<ユーザー名>",
          "links": {
            "self": "http://identity.cloud.global.fujitsu.com/v3/users/<ユーザーID>"
          },
          "locale": "ja",
          "enabled": true,
          "id": "<ユーザーID>",
          "default_project_id": "<デフォルトプロジェクトID>",
          "description": "<ユーザーの説明>"
        },
        
        ...
        
      ],
      "links": {
        "self": "http://identity.cloud.global.fujitsu.com/v3/groups/<グループID>/users",
        "next": null,
        "previous": null
      }
    }
  4. また、ユーザーをグループから削除することも可能です。その手順は以下になります。

    以下のように設定します。

    $ TMP_USER_ID=<削除ユーザーID>
    $ TMP_GROUP_ID=<ユーザー削除対象のグループID>
  5. 次のAPIを実行します。
    $ curl -i -X DELETE -s $IDENTITY/v3/groups/$TMP_GROUP_ID/users/$TMP_USER_ID \
    -H "X-Auth-Token:$OS_AUTH_TOKEN" -H  "Content-Type:application/json"

    レスポンスは以下のようになります。

    HTTP/1.1 204 No Content
    X-Fcx-Endpoint-Request: EXECUTED_REQ<任意の9つの数字>_204
    Vary: X-Auth-Token
    Date: Tue, 17 Nov 2015 07:00:02 GMT

    削除完了の確認方法は追加の場合の確認方法と同じです。