データセンターの火災や大規模な電源障害など、アベイラビリティゾーン (AZ) の全体がダウンするような事態でも、
業務を継続したいといった要求事項に対応するパターンです。
K5 では、負荷分散を構成する際に、マルチAZ構成で冗長化のレベルを高めることが可能です。
マルチAZ接続パターン で AZ間のネットワークを接続した後、ロードバランサーを作成する際に、ロードバランサーを配備する
サブネットの設定項目に ネットワークコネクタ で接続した AZ1 と AZ2 の サブネット を設定するだけで、それぞれの AZ に
ロードバランサーが配備されます。
以下の図は、ロードバランサーのタイプを "public" (インターネットに公開) で、
グレードを "Standard" にして、
AZ1/AZ2 に配備した場合の例です。
この場合、
マルチAZ負荷分散を構成する手順は、マルチAZ接続 をした後に、外部負荷分散構成 と同じ手順で、
設定値をかえるだけとなります。
(1) マルチAZ接続パターンで AZ1/AZ2 のサブネットを接続
(2) ロードバランサー の配備の項目 "サブネット" に、AZ1/AZ2 のサブネット を設定
マルチAZ負荷分散構成を利用した場合のメリット・効果は以下の通りです。
特にありません。