データベース仮想サーバの作成

対象リージョン:東日本第3/西日本第3

リレーショナルデータベース環境を利用するために、データベース仮想サーバを作成します。作成する際、様々なデータベース仮想サーバのタイプから、必要な性能に応じて選択できます。

データベース仮想サーバ設定

作成するデータベース仮想サーバを設定します。

  • データベース仮想サーバ名
  • データベース仮想サーバタイプ(フレーバー)の選択

    表 1. 提供する仮想サーバタイプ(フレーバー)一覧(スタンダードCPU)
    タイプ名 仮想CPU数 メモリ(GB)
    S3-1 1 4
    ヒント: 提供する仮想サーバタイプ(フレーバー)は、正式提供版で変更する可能性があります。
  • ユーザー名、パスワード
  • データベース名
  • ボリュームサイズ

    10GB~5TBの間で設定します。

  • 設定グループ
重要:

α版では、データベース仮想サーバの作成時に以下の制限があります。

  • nicsパラメーターに複数の値を指定できません。

    データベース仮想サーバに複数のネットワークを接続できません。

データ領域の設定

データ領域として利用するディスク容量、およびディスクタイプを指定します。

データ領域として利用できるディスク容量は10GB~5TBです。ディスクの容量には、以下が含まれます。

  • PostgreSQLデータベースのユーザーデータ領域
  • PostgreSQLデータベースのシステムデータ領域
  • トランザクションログ領域
  • ソートなどの一時ファイル

ディスクタイプは以下のタイプから選択します。

表 2. ディスクタイプ一覧
タイプ 用途
標準(M2タイプ)
  • ファイルの読書きが頻繁に発生するアプリケーションデータを配置する場合
  • サイズの大きなデータファイルを多く扱う場合

データベース設定

データベースとユーザーを分けて設定します。

表 3. データベース設定項目
分類 項目 説明

データベース

(databases)

データベース名 作成するデータベース名を指定する

ユーザー

(users)

ユーザー名 作成するユーザー名を指定する
パスワード 作成するユーザーのパスワードを指定する
データベース名 作成するユーザーに接続許可するデータベース名を指定する

注意事項

  • データベース仮想サーバの管理はシステムが行うため、データベース仮想サーバ自身にSSHやリモートデスクトップを使ってログインすることはできません。
  • データベースサービスでは、データベースエンジンのチェックサム機能が有効化されています。