専有ブロックストレージ
対象リージョン:東日本第3/西日本第3
契約番号(ドメイン)単位で専用の物理ストレージプールを確保し、ブロックストレージを専有して配備する機能を提供します。
確保した物理ストレージ上には、ほかのお客様のブロックストレージは配備されません。そのため、コンプライアンスやライセンス管理の理由などで、物理的にほかのお客様と分離された環境(シングルテナント)が必要なケースに利用できます。
ヒント: 仮想サーバを配備する物理ホストをお客様専有で利用したい場合は、専有仮想サーバを組み合わせて利用できます。
提供機能
ボリュームの作成時に、専有ブロックストレージのタイプを指定することによりお客様専用の物理ストレージプールに配備されます。作成した専有ブロックストレージは、通常のストレージと同様にプロジェクト単位で管理します。
ストレージタイプの変更により、共有環境とお客様専用のリソースプール間でストレージを移行することができます。
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ストレージ
- システムストレージ
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増設ストレージ
- 増設ストレージのエクスポート
- 増設ストレージのインポート
- スナップショット
ヒント: スナップショットは、お客様専有の物理ストレージ内に保存されます。
注:
ストレージタイプを変更する際、ストレージのサイズや使用状況に応じて、 完了までに時間がかかることがあります。
専有ブロックストレージリソースプール
専有ブロックストレージで提供するお客様の専用の物理ストレージ環境(リソースプール)は、以下のタイプがあります。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
利用可能ブロックストレージタイプ | 専有ブロックストレージ スタンダードタイプ | |
提供単位 | リソース | |
1リソースあたりのストレージ容量 | 225TB (スナップショットを含む) | |
1リソースあたりの最大IOPS (参考値) (※) | 1,000,000 IOPS |
※:専有ブロックストレージで作成した全ディスクの合算値であり、ディスクあたりの最大性能ではありません。IOPSはblock size: 4K、 Read/Write 比率8:2の場合となります。
注: お客様が作成したシステムストレージ、増設ストレージ、およびスナップショットの合計が、リソースプールのストレージ容量を超えないように管理してください。
- 専有ブロックストレージリソースプールは、ドメイン内のすべてのプロジェクト間で共用となります。
- 複数リソースを利用することで、リソースプール内のストレージ容量を増やすことができます。
専有ブロックストレージ タイプ
提供する専有ブロックストレージタイプは、以下のとおりです。システムストレージと、増設ストレージの両方で指定することができます。
注:
専有ブロックストレージタイプを指定してシステムストレージや増設ストレージを作成するには、専有ブロックストレージリソースプールが必要です。
専有ブロックストレージタイプ | ディスクサイズ |
---|---|
M2.d(※) | 1GB~16TB(1GB単位の指定が可能) |
※:スタンダードタイプ(M2)相当
利用方法
注意事項
- 専有ブロックストレージリソースプールは、各ドメイン、各リージョンで1つまでとなります。
- リソースプールに追加したリソースを削減することはできません。
- ブロックストレージが格納される物理ストレージは専有されますが、性能向上を保障するものではありません。