共有型サービス

対象リージョン:東日本第3/西日本第3

政府契約者間で共有して利用できる仮想サーバ、およびブロックストレージリソースを提供します。

本サービスは、申請に基づき、政府契約者だけに提供されます。 専有型サービスと同時に利用できません。



提供機能

政府契約者間で共有利用する物理ホスト、および物理ストレージ環境に、仮想サーバとブロックストレージを配備する機能を提供します。また、これらは通常の仮想サーバと同等のコンピュート機能、ブロックストレージ機能も提供されます。

確保した物理ホストと物理ストレージは、政府契約者間での共有利用であり、一般利用者は利用できません。

注: ネットワークは一般利用者と共用です。政府契約者専用ではありません。

共有型サービスの作成

共有型サービスの環境にリソースを配備する場合は、共有型サービスの仮想サーバタイプと、ブロックストレージタイプの両方を指定する必要があります。 通常の仮想サーバタイプやブロックストレージタイプを指定した場合は、一般利用者と同じ環境に配備されます。

ロードバランサー、VPN(SSL-VPN)、データベースなどのリソースは、共有型サービスに配備できません。

注: 仮想サーバに関する以下のプロジェクト内での制限値については、一般環境とガバメントクラウドサービスで区別されません。プロジェクト内で一般環境とガバメントクラウドサービスの共有の両方に仮想サーバを作成した場合は、合算で制限値までです。
  • 仮想サーバ数
  • 仮想CPU数
  • メモリ容量
図: 共有型サービスの作成


仮想サーバタイプ

提供する仮想サーバタイプは以下のとおりです。

  • スタンダードCPU:仮想CPUは、1.3 ~2.1GHz相当
  • ハイスピードCPU:仮想CPUは、2.6GHz相当
表 1. スタンダードCPUタイプ
タイプ名 仮想CPU数 ソケット数 メモリ(GB)
P3-1.d 1 1 0.5
T3-1.d 1 1 1
C3-1.d 1 1 2
C3-2.d 2 2 4
C3-4.d 4 4 8
C3-6S.d 6 1 12
C3-8.d 8 8 16
C3-10S.d 10 1 20
C3-12S.d 12 1 24
C3-14S.d 14 1 28
C3-16.d 16 16 32
S3-1.d 1 1 4
S3-2.d 2 2 8
S3-4.d 4 4 16
S3-6S.d 6 1 24
S3-8.d 8 8 32
S3-8S.d 8 2 32
S3-10S.d 10 1 40
S3-12S.d 12 1 48
S3-14S.d 14 1 56
S3-16.d 16 16 64
S3-16S.d 16 4 64
M3-1.d 1 1 8
M3-2.d 2 2 16
M3-4.d 4 4 32
M3-6S.d 6 1 48
M3-8.d 8 1 64
M3-8S.d 8 2 64
表 2. ハイスピードCPUタイプ
タイプ名 仮想CPU数 ソケット数 メモリ(GB)
C4-1S.d 1 1 2
C4-2S.d 2 1 4
C4-4S.d 4 1 8
C4-6S.d 6 1 12
C4-8S.d 8 1 16
C4-10S.d 10 1 20
C4-12S.d 12 1 24
C4-14S.d 14 1 28
C4-16S.d 16 1 32
C4-20S.d 20 2 40
C4-24S.d 24 2 48
C4-28S.d 28 2 56
C4-32S.d 32 2 64
S4-1S.d 1 1 4
S4-2S.d 2 1 8
S4-4S.d 4 1 16
S4-6S.d 6 1 24
S4-8S.d 8 1 32
S4-10S.d 10 1 40
S4-12S.d 12 1 48
S4-14S.d 14 1 56
S4-16S.d 16 1 64
S4-20S.d 20 2 80
S4-24S.d 24 2 96
S4-28S.d 28 2 112
S4-32S.d 32 2 128
M4-1S.d 1 1 8
M4-2S.d 2 1 16
M4-4S.d 4 1 32
M4-6S.d 6 1 48
M4-8S.d 8 1 64
M4-10S.d 10 1 80
M4-12S.d 12 1 96
M4-14S.d 14 1 112
M4-16S.d 16 1 128
M4-20S.d 20 2 160
M4-24S.d 24 2 192
M4-28S.d 28 2 224
M4-32S.d 32 2 256
LM4-1S.d 1 1 16
LM4-2S.d 2 1 32
LM4-4S.d 4 1 64
LM4-6S.d 6 1 96
LM4-8S.d 8 1 128
LM4-10S.d 10 1 160
LM4-12S.d 12 1 192
LM4-14S.d 14 1 224
LM4-16S.d 16 1 256
LM4-20S.d 20 2 320
LM4-24S.d 24 2 384
XM4-1S.d 1 1 32
XM4-2S.d 2 1 64
XM4-4S.d 4 1 128
XM4-6S.d 6 1 192
XM4-8S.d 8 1 256
XM4-10S.d 10 1 320
XM4-12S.d 12 1 384
DM4-1S.d 1 1 48
DM4-2S.d 2 1 96
DM4-4S.d 4 1 192
DM4-6S.d 6 1 288
DM4-8S.d 8 1 384
HM4-1S.d 1 1 64
HM4-2S.d 2 1 128
HM4-4S.d 4 1 256
HM4-6S.d 6 1 384
UM4-4S.d(※) 4 1 384
L4-12S.d 12 1 128
L4-24S.d 24 2 128
L4-30S.d(※) 30 2 384
注:
  • ※:仮想サーバタイプ UM4-4S.d および L4-30S.d について
    • 西日本第3リージョンにだけ提供されます。
    • 新規受付を終了しました。

ブロックストレージタイプ

提供する専有ブロックストレージタイプは、以下のとおりです。

システムストレージと、増設ストレージの両方で指定できます。

表 3. スタンダードタイプ
項目 内容
ブロックストレージタイプ M2.d
ディスクサイズ 1GB~16TB(1GB単位の指定が可能)

利用方法

図: 共有型サービス 利用開始~利用停止までの流れ