仮想サーバイメージインポート機能
対象リージョン:全リージョン
お客様のオンプレミス仮想環境で動作している仮想サーバから作成したイメージを指定して、インポート処理をシステムに依頼する機能を提供します。また、依頼したインポート処理の状況を確認する機能も提供します。
仮想サーバイメージ登録機能
以下の情報を指定して、仮想サーバイメージの登録処理を依頼します。依頼が成功するとインポートIDが発行されます。
項目 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
イメージ名 | イメージ保管サービスで参照できるイメージ名を指定する | ◯ |
イメージファイルの格納場所 |
移行元仮想サーバイメージをアップロードしたオブジェクトストレージURLの一部を、以下の形式で指定する "/v1/AUTH_<プロジェクトID>/<コンテナ名>/<オブジェクト名>" 東日本リージョン3/西日本リージョン3は以下の形式 "/v2/AUTH_<プロジェクトID>/<コンテナ名>/<オブジェクト名>" |
◯ |
チェックサム値 | 移行元仮想サーバイメージファイルを検証する場合は、SHA1チェックサム値を指定する。指定しない場合は、チェックサム検証をしない | |
イメージID | パラメーター省略時は、IaaS サービス基盤にてuuidが自動で採番される。利用者が独自で取得したIDを利用したい場合は、本パラメーターを指定することが可能。指定するuuidは、必ず「uuidgen」などのuuid作成用のコマンドで作成したものを使用する必要がある | |
最小メモリ容量 | イメージを使用するために必要な最小メモリ容量 (MB) を指定する | |
最小ディスク容量 | イメージを使用するために必要な最小ディスク容量 (GB) を指定する | |
OS種別 |
移行元仮想サーバイメージ内のOS種別を、以下のどれかから指定する
注:
本操作で指定するOS種別は、インポートするOSの実態に合ったものを指定してください。実態と異なっている場合は、以下の問題が発生する場合があります。
|
◯ |
※: 東日本リージョン3/西日本リージョン3の場合だけ利用できます。
仮想サーバイメージ登録状況一覧の取得
ドメイン内でシステムに依頼済みの、イメージ登録処理の一覧を取得します。一覧には、システムに依頼した日時が新しいものから順に出力されます。また、それぞれの登録処理に対して、簡単なステータス情報も取得できます。
-
succeeded
イメージ登録処理が正常に完了したことを示します。
-
failed
イメージ登録処理が失敗したことを示します。
-
processing
イメージ登録処理が実行中であることを示します。
-
queued
イメージ登録依頼が処理開始待ち状態であることを示します。
-
cancelling
イメージ登録処理が中止途中であることを示します。
-
canceled
イメージ登録処理が中止済みであることを示します。
仮想サーバイメージ登録状況
1件の仮想サーバイメージ登録処理に関して、インポートIDを指定してインポート処理状況の詳細情報を取得します。
- 登録処理のステータス情報
- 進行度(0~100%)
- イメージ登録時に指定した各項目値
実行中インポート処理の中止機能
1件の仮想サーバイメージ登録処理に関して、インポートIDを指定して処理の中止を依頼します。
- 本機能は、東日本リージョン3/西日本リージョン3の場合だけ使用できます。
- 該当インポート処理のステータスが未完了の場合だけ、中止を依頼できます。
- 同じインポートIDに対して、複数の中止依頼を登録できません。
- 一度登録された中止依頼はキャンセルできません。