対象リージョン:東日本第3/西日本第3
移行元仮想環境から採取したイメージは、オブジェクトストレージ[S3互換]サービスを経由してIaaSイメージとして登録します。
始める前に
注: 事前作業やイメージを転送する際に使用する各APIのリクエストには署名バージョン4の署名情報を付加する必要があります。署名情報の詳細については「
署名情報」を参照してください。
このタスクについて
オブジェクトストレージ[S3互換]サービス上にイメージ格納用のバケットを作成し、そのバケットにイメージファイルをアップロードします。すでに仮想サーバインポート/エクスポートサービスがアクセスできるバケットがある場合は、そのバケットを利用することもできます。この場合はバケットの作成やバケットへのポリシーを設定する必要はありません。
手順
-
バケットの作成
イメージ格納先となるバケットを作成します。
注: イメージ格納先となるバケットに対してバージョン管理の機能は有効にしないでください。
-
バケットへのポリシー設定
仮想サーバインポート/エクスポートサービスがアクセスできるように、バケットに対してポリシーを設定します。
バケットにポリシーを設定する際のリクエストボディを以下に示します。
{
"Statement": [
{
"Sid": "<任意のポリシー名>",
"Effect": "Allow",
"Principal": {
"SGWS": "urn:sgws:identity::<テナントID>:user/vmimex_user"
},
"Action": "s3:*",
"Resource": [
"urn:sgws:s3:::<作成したバケット名>",
"urn:sgws:s3:::<作成したバケット名>/*"
]
}
]
}
テナントIDには以下を指定してください。
- 東日本第3の場合:
24298414081405216087
- 西日本第3の場合:
43617305139420201038
-
イメージファイルの転送
イメージ格納用のバケットに採取したイメージファイルをアップロードします。
注:
- オブジェクトストレージにアップロードした時点からアップロードした容量分の利用料金が発生しますので、注意してください。
- イメージファイルのサイズが5GB以内の場合は、一括アップロードが可能です。5GBを超える場合は、分割してマルチパートアップロードを利用する必要があります。