イメージの転送(オブジェクトストレージ[S3互換])

対象リージョン:東日本第3/西日本第3

移行元仮想環境から採取したイメージは、オブジェクトストレージ[S3互換]サービスを経由してIaaSイメージとして登録します。

始める前に

  • 転送対象のイメージは、仮想マシンのイメージファイルです。

    VMwareの場合はvmdkファイルです。

  • イメージファイル名は、以下のように拡張子を必ず指定してください。

    <任意の文字列>.vmdk
注: 事前作業やイメージを転送する際に使用する各APIのリクエストには署名バージョン4の署名情報を付加する必要があります。署名情報の詳細については「署名情報」を参照してください。

このタスクについて

オブジェクトストレージ[S3互換]サービス上にイメージ格納用のバケットを作成し、そのバケットにイメージファイルをアップロードします。すでに仮想サーバインポート/エクスポートサービスがアクセスできるバケットがある場合は、そのバケットを利用することもできます。この場合はバケットの作成やバケットへのポリシーを設定する必要はありません。

手順

  1. バケットの作成
    イメージ格納先となるバケットを作成します。
    注: イメージ格納先となるバケットに対してバージョン管理の機能は有効にしないでください。
  2. バケットへのポリシー設定
    仮想サーバインポート/エクスポートサービスがアクセスできるように、バケットに対してポリシーを設定します。

    バケットにポリシーを設定する際のリクエストボディを以下に示します。

    {
        "Statement": [
            {
                "Sid": "<任意のポリシー名>",
                "Effect": "Allow",
                "Principal": {
                    "SGWS": "urn:sgws:identity::<テナントID>:user/vmimex_user"
                },
                "Action": "s3:*",
                "Resource": [
                    "urn:sgws:s3:::<作成したバケット名>",
                    "urn:sgws:s3:::<作成したバケット名>/*"
                ]
            }
        ]
    }
    

    テナントIDには以下を指定してください。

    • 東日本第3の場合:
      24298414081405216087
    • 西日本第3の場合:
      43617305139420201038
  3. イメージファイルの転送
    イメージ格納用のバケットに採取したイメージファイルをアップロードします。
    注:
    • オブジェクトストレージにアップロードした時点からアップロードした容量分の利用料金が発生しますので、注意してください。
    • イメージファイルのサイズが5GB以内の場合は、一括アップロードが可能です。5GBを超える場合は、分割してマルチパートアップロードを利用する必要があります。