仮想サーバ(CentOS)への接続(ログイン)

クライアントPC(Windows)から仮想サーバ(CentOS)へリモート接続を行います。

CentOSの仮想サーバへログインするには、仮想サーバ作成時に指定した登録済みキーペアを使用して、SSH経由でログインします。

本ガイドでは端末エミュレータ 「Tera Term」 を利用した方法を示します。以下、「Tera Term」は導入済みの前提で説明します。

図: 仮想サーバ(CentOS)への接続(ログイン)

以下の手順で行います。

  1. ログインする前に以下を確認してください。
    • ログイン対象仮想サーバに割り当てられたIPアドレスのステータスが"ACTIVE"であること
    • セキュリティグループルールが利用環境に対して正しく設定されていること
    • ファイアーウォールルールおよびポリシーが利用環境に対して正しく設定されていること
    • クライアントPD上で秘密鍵ファイル(.pem)が作業ディレクトリに存在すること
    • クライアントPC上でOpenVPNを管理者権限で実行し、SSL-VPN接続済であること
  2. 「Tera Term」を起動させます。[新しい接続]画面で設定を行います。
    図: Tera Term[新しい接続]画面
    1. 以下の設定を行います。
      表 1.
      No 項目 説明 本ガイドでの設定値
      1 ホスト 接続先ホストのアドレスを記入します。 ここではログイン対象の仮想サーバに割り当てられたIPアドレスを記入します。 「仮想サーバ一覧画面」で確認できます。 192.168.0.4
      2 サービス 「TCP/SSH/その他」を選択します。 SSH
      3 TCPポート TCPポート番号を入力します。 22
      4 SSHバージョン 「SSH1/SSH2 」を選択します。 SSH2
      5 プロトコル 「UNSPEC/IPv6/IPv4」を選択します。 UNSPEC
    2. [OK]ボタンをクリックします。
    3. 初めて接続する際は、ホスト認証の確認が行われます。そのまま[続行]ボタンをクリックします。
      図: Tera Term [セキュリティ警告]画面
  3. [SSH認証]画面が表示されます。設定を行います。
    図: Tera Term[SSH認証]画面
    1. 以下の設定を行います。
      表 2.
      No 項目 説明 本ガイドでの設定値
      1 ユーザ名 CentOSのユーザー名を入力します。
      参考: 管理者ユーザー名はデフォルトで「k5user」に設定されています。
      k5user
      2 RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う 「RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う」にチェックを入れ、[秘密鍵]ボタンをクリックし、キーペア作成時にダウンロードした秘密鍵ファイルを指定します。 Test-Keypair.pem
    2. [OK]ボタンをクリックします。
  4. 画面に「[k5user@仮想サーバ名~]$」と表示されていることを確認します。
    図: Tera Term [ログイン後]画面
    クライアントPC(Windows) から仮想サーバ(CentOS)へ接続できました。
仮想サーバ(CentOS)導入全般に関しては、 IaaS 機能説明書 「コンピュート」 を参照してください。