VPNクライアントの設定

VPNクライアントの設定を行います。

図: VPNクライアントの設定

本ガイドでは、Windows環境のクライアントPCからOpenVPNを使用して、SSL-VPN接続(本サービスのクライアント証明書利用)を行う場合の手順について説明します。

注意: 本手順ではOpenSSL1.1.0を使用して証明書の形式変換を行っています。

以下の手順で行います。

  1. IaaS API ユーザーズガイド 「VPNクライアントとの接続設定(V2サービス/クライアント証明書利用)」 を参照し、以下を作成してください。
    1. CA証明書(例:ca.crt)
    2. クライアント証明書(例:client.crt)
    3. クライアント秘密鍵(例:client.key)
  2. IaaS 機能説明書 「付録 SSL-VPNクライアントのセットアップ(Windows編)」 を参照し、 OpenVPNクライアントをセットアップします。
    参考: クライアント端末がCentOSの場合

    IaaS 機能説明書 「付録 SSL-VPNクライアントのセットアップ(CentOS編)」を参照してください。

  3. OpenVPNクライアントからSSL-VPNコネクションに接続します。
    1. 「OpenVPN GUI アイコン」を右クリックし、[管理者として実行]を選択し、OpenVPNクライアントを管理者権限で起動します。
      図: [OpenVPN GUI アイコン]画面
    2. OpenVPNクライアント起動後、PC端末の起動タスクトレイ上にOpenVPNアイコンが表示されます。タスクトレイ上のOpenVPNアイコンを右クリックし、[接続]メニューをクリックします。
      図: [タスクトレイ OpenVPN icon 参考]画面
    3. SSL-VPNコネクションリソースへの接続が成功すると、タスクトレイのアイコンがグリーンに切り替わります。

      SSL-VPNクライアントPCから仮想サーバのプライベートIPアドレスを指定することで接続が可能となります。

      図: [OpenVPN icon 参考]画面
    4. アイコンにカーソルをホバーするとクライアントPCに割り当てられたIPが表示されます。(例:192.168.246.6)
    参考: SSL-VPN接続を切断したい場合、切断するときはタスクトレイ上のOpenVPNアイコンを右クリックし、[切断]をクリックします。 タスクトレイ上のOpenVPNアイコンがグレーに切り替わると切断完了です。