スモールスタート#
本構成は東日本/西日本リージョン1・2向けとなります。
要求事項#
DNSの付け替えで仮想サーバ1台からスケールアウトするパターンです。
以下の要求事項に対応します。
- 最初は小規模で業務を始め、後から拡大したい
対応するデザインパターン概要#
FJcloud-Oでは、配備済の仮想サーバから仮想サーバイメージを作成することが可能です。
また、可用性向上と性能向上のための負荷分散機能として、ロードバランサーサービスを提供しています。
この2つを組み合わせることで、仮想サーバ1台からスケールアウトによる業務拡大にも対応可能なWebサービスを構築することができます。
構造 (イメージ図)#
1. 仮想サーバ1台#
- 配備済の仮想サーバからサーバ複製用の仮想サーバイメージを作成する構成例です。
2. 仮想サーバのスケールアウト#
- 外部からの通信をロードバランサーによって仮想サーバに振り分ける構成例です。
- DNSの付け替えで、仮想サーバ1台(VM1)からロードバランサーを経由したスケールアウト構成(VM2/VM3)に切り替えた場合の例です。
実装サンプル#
1. 配備済の仮想サーバから新規に仮想サーバを作成(クローニング)#
- 実装手順は クローニング(サーバの複製) を参照してください。
2. ロードバランサーを設定#
3. DNSを設定#
- IaaS機能説明書>ネットワーク>DNSサービス を参照してください。
- IaaS サービスポータルユーザーズガイド>DNS を参照してください。
メリット・効果#
DNSを利用した場合のメリット・効果は以下の通りです。
- DNSの付け替えで、仮想サーバ1台からスケールアウトへ容易に変更可能
注意事項#
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本パターンは2018年2月時点のFJcloud-O 東日本/西日本リージョン1・2で動作検証しています。
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クローニング(サーバの複製) の注意事項を参照してください。