データベースの復旧

対象リージョン:東日本第1/第2、西日本第1/第2

データベース仮想サーバは、以下の2種類のデータから復旧できます。

  • DBスナップショット

    ユーザーが任意の時点で取得したデータベース仮想サーバのスナップショットです。スナップショットには、以下のデータが含まれます。

    • 任意の時点で取得されたデータベース仮想サーバ全体のバックアップデータ
    • バックアップ開始から終了までの間に出力されたトランザクションログ

    DBスナップショットはホットバックアップ形式で取得され、ユーザーが削除するまで保持されます。

  • 自動バックアップ

    データベース仮想サーバの作成時に設定した自動バックアップの条件にもとづいて取得された以下のデータです。

    • 自動バックアップの設定時間に取得されたデータベース仮想サーバ全体のバックアップデータ
    • 5分おき(固定)にバックアップされたトランザクションログ

    自動バックアップデータは設定された保持期間まで保持されます。保持期間を過ぎた自動バックアップデータは自動的に削除されます。

    • 自動バックアップデータには、以下の命名規約に従った「名前」がつきます。

      auto-snapshot-<データベース仮想サーバID>-<年>-<月>-<日>-<時>-<分>-<秒>
    • 自動バックアップはホットバックアップ形式で取得されます。
図: スナップショット
図: 自動バックアップ

データベースの復旧方法

データベースの復旧方法として、以下の2種類を提供します。

  • DBスナップショットからのリストア

    任意の時点で取得したDBスナップショットを使用して復旧します。

  • ポイントインタイムリカバリー

    自動バックアップデータを使用して復旧します。バックアップ保持時点(最大で10日前) から 最新のトランザクションログの保持時点(最大で5分前)までの期間の中から復旧する任意の「日時」を指定できます。

注:
  • 復旧先は、新規のデータベース仮想サーバになります。古いデータベース仮想サーバは、復旧したデータに問題がないことを確認したあとで削除してください。
  • データベース仮想サーバを新規に作成するため、DBサブネットグループや、そのほかデータベース構築に必要な要素は事前に準備しておく必要があります。
  • 復旧可能な範囲は、復旧元となるデータが存在する同一リージョン内だけです。