フェイルオーバ機能
対象リージョン:全リージョン
利用者が設定可能なエンドポイントへのヘルスチェックを行い、正常の場合は通常のレコード情報、異常が発生している場合は待機側のレコード情報を応答させることによって、異常が発生したサーバへの振り分けを閉塞します。
項目 | 説明 |
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プライマリー | 1レコードだけ指定する。複数の指定はできない |
セカンダリ | 複数の指定ができる |
注: A、AAAAレコードだけ利用可能です。
項目 | 説明 |
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プロトコル | HTTP、HTTPS、TCPから選択する |
IPアドレス | 値で入力したIPアドレスが表示される。変更可能 |
ポート番号 | プロトコルでHTTP選択時は80、HTTPS選択時は443が表示される。変更可能 |
ホスト名 | プロトコルでHTTPまたはHTTPSを選択したときに表示される。HTTPヘッダーのホスト情報を入力する |
パス | プロトコルでHTTPまたはHTTPSを選択したときに表示される。ヘルスチェック対象となるURLのパス部分を入力する |
URL | プロトコルでHTTPまたはHTTPSを選択したときに、IPアドレス、ポート番号、パスから表示される。編集不可 |
ヘルスチェックのルール
ヘルスチェックのルールは以下のとおりです。
- レコードごとに指定されている個別のヘルスチェックを実行します。
- ヘルスチェックは5分間隔で行われます。
- ヘルスチェック時には、対象サーバに対してインターネット経由でパケットを送信することによりチェックします。
- フェイルオーバの切替え対象は、同ホストかつ同レコードタイプを1グループとして実行します。
- 同じグループのレコード名は全て同じ名前にしてください。
- 対象のIPアドレスはグローバルIPアドレスを設定してください。
- 対象のIPアドレスにパケットが届くように、ネットワークやOS(ファイアーウォールサービス、セキュリティグループルール、およびOSのファイアーウォールなど)を設定しておいてください。
- セカンダリが複数設定されている場合は、先に登録されたレコードが優先されます。
- ヘルスチェックは、通常プライマリーに対してのみ行われます。
- プライマリーに対するヘルスチェックが異常であった場合、プライマリーとセカンダリの両方にヘルスチェックが行われるようになります。
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プライマリーとセカンダリのサーバ状態および振分け先の関係は、以下の表のとおりです。
表 3. プライマリーとセカンダリの状態および振分け先の関係 プライマリーとセカンダリの状態 振分け先 プライマリー セカンダリ ◯ ◯ プライマリー ◯ × プライマリー × ◯ セカンダリ × × 両方のヘルスチェック異常前の状態に依存 -
プライマリー、セカンダリ両方のヘルスチェックが異常になった場合には、いずれかが復旧するまで、異常前の振分けを継続します。
注意事項
- フェイルオーバを使用するときは、レコードのTTLを60秒にすることを推奨します。