グローバルIPアドレスサービス

対象リージョン:東日本第3/西日本第3

仮想リソースにインターネットからアクセスするためのグローバルIPアドレスを、取得および解放します。取得したグローバルIPアドレスは、フローティングIPとして仮想リソースに割り当てて利用します。

グローバルIPアドレス取得

割り当て先となるポートを指定して、グローバルIPアドレスを取得します。

表 1. グローバルIPアドレス設定項目一覧
項目 説明 必須
外部ネットワークID

システムが払い出した外部ネットワークのID

外部ネットワークIDはサブネット一覧から確認できます。

ポートID

グローバルIPアドレスを割り当てるポート

ヒント: グローバルIPアドレスは IaaS基盤の仕様につき、仮想ルータには割り当てられません。
プライベートIPアドレス グローバルIPアドレスを変換するプライベートIPアドレス  
プロジェクトID グローバルIPアドレスを取得するプロジェクトのID  
注:
  • グローバルIPアドレスは、本サービスで提供するアドレスプールから自動で割り当てられます。割り当てられるグローバルIPアドレスの範囲を指定したり、任意のグローバルIPアドレスを指定したりして取得することはできません。
  • グローバルIPアドレスは、外部ネットワークに接続しているサブネット上のネットワークアダプターにだけ付与できます。
  • 仮想ルータにはグローバルIPアドレスを指定できません。
  • 同一プロジェクト内のフローティングIPをもつ仮想サーバと通信する場合、サーバグループの設定が必要です。フローティングIPをもつ宛先仮想サーバを同一ホストに配置しないでください。

グローバルIPアドレス割当て変更

既存のグローバルIPアドレスに対して、ポートへの割当てを変更します。

表 2. グローバルIPアドレス変更可能項目一覧
項目 説明 必須
ポートID

新たにグローバルIPを割り当てるポートのID

プライベートIPアドレス グローバルIPアドレスを変換するプライベートIPアドレス  

グローバルIPアドレス解放

取得済みのグローバルIP アドレスの中から、不要になったグローバルIP アドレスを解放します。

注: グローバルIPアドレスにPTRレコードを作成している場合は、以下に注意してください。
  • グローバルIPアドレスを解放する前に、必ずPTRレコードを削除してください。
  • 事前にPTRレコードを削除せずにグローバルIPアドレスを解放した場合、PTRレコードが連絡なく強制的に削除されるおそれがあります。
重要: 解放されたグローバルIPアドレスは、解放された直後から、ほかの利用者によるグローバルIPアドレス取得で再利用されることが想定されます。意図しない通信がされないよう、グローバルIP アドレス解放前にDNS登録を削除するなどの対処をしてください。