IPsec VPN機能

オンプレミス環境との接続、またはリージョン間のシステム接続のために、IPsec VPNゲートウェイ機能を提供します。

仮想ルータにIPsec VPN機能を追加設定すると、対向のIPsec VPNゲートウェイと接続できるようになります。

IPsec VPN機能は、VPNサービスとIPsecサイトコネクションによって構成されます。

図: IPsec VPN機能を利用したネットワーク接続イメージ

注:
  • 1つのIPsec VPNトンネルでIaaSの仮想ルータに直接接続される1つのサブネットと、対向IPsecゲートウェイに接続される1つのサブネット間の通信ができます。この2つのサブネットアドレスは重複しないようにしてください。
  • 1つの仮想ルータにつき、作成できるVPNサービスは1つ(IPsec VPNかSSL-VPN)だけです。複数のIPsec VPNトンネルを作成したい場合は、1つのVPNサービス上に複数のIPsecサイトコネクションを作成してください。
  • 同一リージョンにおけるIPsec VPN接続はサポートされていません。
  • 対向IPsecゲートウェイでは、リプレイチェック機能(アンチリプレイ機能)を無効にしてください。
  • 対向IPsecゲートウェイのremote addressには、IPsecサイトコネクション作成時のレスポンスボディに含まれるipsec_endpoint_addressの値を設定してください。

設定内容

表 1. VPN接続に関する設定項目
項目 サポートする方式
認証方式 事前共有鍵方式
DPD Peer検出時のアクション hold, restart
DPD検出間隔 10秒以上
DPD検出タイムアウト DPD検出間隔よりも大きな値
イニシエータモード bi-directional, response-only

サポートする暗号化関連設定項目

表 2. IKEポリシー
項目 サポートする方式
認可アルゴリズム sha1, sha2
暗号化アルゴリズム AES-128, AES-192, AES-256
IKE version V1
ライフタイム 120~946080000(秒)
PFS group2, 5, 14
鍵交換モード main
表 3. IPsecポリシー
項目 サポートする方式
認可アルゴリズム sha1, sha2
カプセルモード tunnel
暗号化アルゴリズム AES-128, AES-192, AES-256
ライフタイム 120~946080000(秒)
PFS group 2, 5, 14
トランスフォームプロトコル esp

注意事項

1つのVPNサービスを利用して複数のIPSecサイトコネクションを作成する場合、IPsecポリシーの以下の項目の組合せが同じものを同一VPNサービス内に作成しないでください。

  • 認可アルゴリズム
  • 暗号化アルゴリズム
  • PFS
注: IPsec サイトコネクション通過後の通信に関しては、ファイアーウォールサービスで明示的に許可する必要があります。