機能概要

ロードバランサーをネットワーク内に作成することで、仮想サーバへのトラフィックを分散して処理できます。ロードバランサーの構成要素は、以下のとおりです。

図: ロードバランサーの構成要素



表 1. ロードバランサーの構成要素
項目 説明
リスナー(負荷分散条件) ロードバランサーは複数のポートに対するリクエストをリッスンできます。それぞれのポートはリスナーに指定します。
プール(負荷分散条件) プールは、メンバーとヘルスモニターを管理します。
メンバー(負荷分散対象) メンバーは、ロードバランサーのバックエンド側でトラフィックを処理する仮想サーバです。各メンバーがトラフィックを処理するためのIPアドレスとポート番号は、プールによって管理されます。
ヘルスモニター(負荷分散対象の異常監視) メンバーは時としてオフラインになることがあります。ヘルスモニターは、正常に応答しないメンバーにトラフィックが振り分けられないようにします。ヘルスモニターはプールに関連付けされます。