機能概要

対象リージョン:東日本第3/西日本第3

ロードバランサーをネットワーク内に作成することで、仮想サーバへのトラフィックを分散して処理できます。ロードバランサーの構成要素は、以下のとおりです。

図: ロードバランサーの構成要素


表 1. ロードバランサーの構成要素
項目 説明
リスナー(負荷分散条件) ロードバランサーは複数のポートに対するリクエストをリッスンできます。それぞれのポートはリスナーに指定します。
L7ポリシー(負荷分散条件) L7ポリシーには、レイヤー7の情報(URLなど)に基づいたトラフィックの負荷分散条件を定義できます。条件に一致するリクエストを、指定したプールまたはURLへリダイレクトできます。
プール(負荷分散条件) プールは、メンバーとヘルスモニターを管理します。
メンバー(負荷分散対象) メンバーは、ロードバランサーのバックエンド側でトラフィックを処理する仮想サーバです。各メンバーがトラフィックを処理するためのIPアドレスとポート番号は、プールによって管理されます。
ヘルスモニター(負荷分散対象の異常監視) メンバーは適時オフラインになることがあります。ヘルスモニターは、正常に応答しないメンバーにトラフィックが振り分けられないようにします。ヘルスモニターはプールに関連付けられます。