サブネット管理
対象リージョン:東日本第3/西日本第3
ネットワークに接続するリソースに対するプライベートIPアドレスの管理、DHCPによるIPアドレスの自動設定などのサブネット機能を提供します。
サブネットの作成
ネットワークに以下の項目を設定して、サブネットを作成します。
項目 | 説明 | 必須 |
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サブネット名 | ほかのサブネットと識別するための名前 | |
ネットワークID | サブネットを所属させるネットワークID | ◯ |
IPバージョン | IPv4 | ◯ |
ネットワークアドレス |
プライベートIPアドレス 以下の範囲内で、CIDR表記で指定します。
注: 上記以外の範囲の値は動作を保証しないため、基本的に使用しないでください。特に、DEXを利用する際は、ISP shared address(100.64.0.0/10および、そのサブネットを分割したサブネットアドレス)を指定しないでください。
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◯ |
IPアドレス範囲 |
ロードバランサーがバックエンドのメンバーとの通信用に払い出すIPアドレスの範囲 開始アドレス、および終了アドレスで指定します。 注:
仮想サーバ用に事前に準備されたIPアドレスが自動的に払い出されてしまうことがないよう、それらが含まれない範囲で指定してください。 |
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ゲートウェイアドレス |
ゲートウェイIPアドレス 省略した場合、サブネットの1つ目のアドレスが設定されます。 例)xxx.xxx.xxx.0/24の場合:xxx.xxx.xxx.1 注: 仮想ルータにアタッチされ、内部的にゲートウェイアドレスとして利用される xxx.xxx.xxx.1 のIPアドレスは他の用途では使用できなくなります。
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DHCPによる自動割当ての有無 |
true または false DHCPサーバは、IPアドレスをランダムで割り当てます。 重要: 必ず「true」を指定してください。「false」を指定すると、DHCPの動作が不定になります。
ヒント:
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ホストルート |
サブネットに接続された仮想サーバのルーティング情報 ホストルートを設定する場合、OSごとに異なるルーティング設定が必要です。 以下のOSではデフォルトルート(0.0.0.0/0)、 またはメタデータサーバ(169.254.169.254/32)へのルーティング設定が必要です。設定しない場合、仮想サーバにログインできないことがあります。
上記以外のOSは、デフォルトルート、メタデータサーバへのルーティング設定は不要です。 注:
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- 仮想サーバを作成する場合、事前に対象のサブネットを仮想ルータにアタッチする必要があります。
仮想ルータにアタッチされていないサブネットを、仮想サーバを作成した後にアタッチしても正常に通信できない場合があります。
- 仮想サーバを作成したサブネットを仮想ルータからデタッチして、仮想ルータにアタッチしても、正常に通信できない場合があります。
その際は仮想IP(VIP)を削除し、再度設定してください。
- DNSサーバと通信するために、インターネットへのアウトバウンド通信を許可する必要があります。
セキュリティグループ機能またはファイアーウォールサービスの設定内容を確認し、DNSサーバへの通信(プロトコル:TCP/UDP、ポート番号:53)を許可するようにしてください。
サブネットの更新
サブネットの情報を更新します。
仮想サーバ でサブネットのパラメーターの設定を変更することで、サブネットの情報を更新できます。ただし、変更できるパラメーターはサブネットのホストルートとDNSサーバだけです。
サブネットのホストルートとDNSサーバ以外のパラメーターは、仮想サーバでは変更できません。必ずIaaSポータルやAPIから設定を変更してください。
パラメーターの詳細は「APIリファレンス(東日本リージョン3/西日本リージョン3)」の「Update subnet」を参照してください。
ゲートウェイアドレスの更新について
- サブネットが仮想ルータにアタッチされている状態では、サブネットのゲートウェイアドレスを更新できません。サブネットをデタッチしてから、サブネットのゲートウェイアドレスを更新してください。
- 更新したゲートウェイアドレスをサブネット配下の仮想サーバへ反映させるには、仮想サーバごとにOSのネットワークサービスの再起動が必要です。
サブネットの削除
不要になったサブネットを削除します。