仮想サーバ作成(Windows Server)

参考: 仮想サーバを作成する前に、仮想サーバが接続する仮想ネットワークを作成しておく必要があります。
注意: SSL-VPNで接続する仮想サーバを作成する場合

以下の内容を確認した上で、仮想サーバを作成してください。

  • 仮想サーバを接続する仮想ネットワークのサブネットの設定で、DHCPが有効になっていること
  • 仮想サーバを接続する仮想ネットワークのサブネットの設定で、「サブネットのゲートウェイ IP」と仮想ルータのインターフェースの「 (プライベート) IPアドレス」が一致していること
  • 仮想サーバのポートに適用するセキュリティグループにおいて、以下の通信許可が設定されていること
    表 1.
    方向 IPバージョン プロトコル ポート範囲 宛先
    アウトバウンド(egress) IPv4 TCP 80 169.254.169.254/32

仮想サーバ(Windows Server)を作成します。

図: 仮想サーバ作成(Windows Server)

以下の手順で作成します。

  1. [仮想サーバ作成]画面を表示させます。
    図: [仮想サーバ一覧]画面
    1. IaaS ポータルのサイドバーから「コンピュート」-「仮想サーバ」をクリックします。
    2. [仮想サーバ一覧]画面が表示されます。画面右上の作成ボタン ([+]) をクリックします。
    [仮想サーバ作成]画面が表示されます。
  2. 仮想サーバを作成します。
    図: [仮想サーバ作成]画面
    1. 以下の設定を行います。
      表 2.
      No 項目 説明 本ガイドでの設定値
      1 AZ 接続するネットワークが配備されているAZを選択します。
      参考: リージョンごとのAZ名(例)
      • 西日本2のAZ1:jp-west-2a
      • 西日本2のAZ2:jp-west-2b
      jp-west-2a AZ
      2 仮想サーバ名 任意の名前を入力します。
      参考: 各サービスで使用可能な文字については、 IaaS 機能説明書 「付録 命名時に使用可能な文字」を参照してください。
      Test-Windows
      3 仮想サーバタイプ

      利用する仮想サーバタイプを選びます。

      参考: 利用可能な仮想サーバタイプ(フレーバー)の詳細は、 IaaS 機能説明書 「仮想サーバタイプ(フレーバー)」 でご確認ください。
      T-1
      4 仮想サーバのブートソース 利用したいブートソースを選択します。「イメージ」を選択すると以下の記入欄が表示されます。 イメージ
      5 イメージ 仮想サーバに適用するイメージを選択します。
      参考: Windows Server 2016は、西日本リージョン1/西日本リージョン2/フィンランドリージョン/ドイツリージョン/スペインリージョン/USリージョンでは、ご利用できません。
      Windows Server 2012 R2 SE 64bit(Japanese)05
      6 デバイスサイズ(GB) 仮想サーバに割り当てるディスクのサイズをGB単位で記入します。80GB以上の任意のサイズを指定してください。 80
      7 デバイス名 ブロックストレージパス(「/dev/vda」 の形式で指定)を記入します。 /dev/vdw
    2. [次へ]ボタンをクリックします。
    [仮想サーバ作成 仮想ネットワーク設定]画面が表示されます。
  3. 仮想ネットワークを選択します。
    1. [利用可能な仮想ネットワーク]欄に仮想ネットワークの一覧が表示されます。仮想サーバを接続させる仮想ネットワークをクリックします。
    2. 選択した仮想ネットワークの欄の背景が青に変わります。[選択]ボタンをクリックします。
    3. 選択した仮想ネットワークが[選択済み仮想ネットワーク]欄へ移動します。[次へ]ボタンをクリックします。
    [仮想サーバ作成 アクセスとセキュリティ設定]画面が表示されます。
  4. アクセスとセキュリティに関する設定を行います。
    図: [仮想サーバ作成 アクセスとセキュリティ設定]画面
    1. 以下の設定を行います。
      表 3.
      No 項目 説明 本ガイドでの設定値
      1 キーペア 使用するキーペアを選択します。 Test-Keypair
      2 セキュリティグループ 使用するセキュリティグループのチェックボックスにチェックを入れます。 Test-Windows-RDP
    2. [次へ]ボタンをクリックします。
  5. オプションの設定を行います。
    図: [仮想サーバ作成 オプション設定]画面
    1. 以下の設定を行います。
      表 4.
      No 項目 説明 本ガイドでの設定値
      1 プロビジョニングスクリプト 任意で、0-185バイト以内でプロビジョニングスクリプトを記述します。 -
      参考: ププロビジョニングスクリプトは、サーバの初回起動時に1回だけ実行されます。起動時の定型作業の簡略化を図ることができます。
    2. [次へ]ボタンをクリックします。
    [仮想サーバ作成 確認]画面が表示されます。
  6. 内容を確認し、問題ないようであれば[作成]ボタンをクリックします。
    図: [仮想サーバ作成 設定確認]画面
  7. 以下の画面が表示されます。[閉じる]ボタンをクリックします。
  8. [仮想サーバ一覧]画面が表示されます。
    1. 仮想サーバ作成直後は仮想サーバのビルド処理が行われており、仮想サーバの状態は「BUILD」です。
      図: [仮想サーバ一覧]画面 BUILD状態
    2. 仮想サーバの状態が「BUILD」から「ACTIVE」になるまで、しばらくお待ちください。
      図: [仮想サーバ一覧]画面 ACTIVE状態
      参考: 時間を空けても状態が変わらない場合は、画面右上の[更新]ボタンをクリックしてください。
      参考: 仮想サーバの管理者ユーザーパスワード取得の際に仮想サーバのIDが必要となります。 仮想サーバ名をクリックし、仮想サーバIDを控えておいてください。