スナップショット
対象リージョン:東日本第3/西日本第3
ブロックストレージ(iSCSI)をスナップショットデータとして複製します。スナップショットデータをリカバリすることで、ブロックストレージ(iSCSI)を復元できます。
スナップショットの取得
任意の時点でブロックストレージ(iSCSI)のスナップショットを取得できます。アプリケーションのアップデート前など、一時的にシステムの状態を保存する用途に適しています。
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取得したスナップショットデータは、作成したスナップショット領域に保存されます。
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以下の場合、スナップショットを取得できません。
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スナップショット領域を指定せずにブロックストレージ(iSCSI)を作成した場合
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スナップショット領域内に同じ名前のスナップショットが存在している場合
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スナップショット領域の空き容量が足りない場合
スナップショット領域の空き容量が対象のブロックストレージ(iSCSI)の使用量以上であることを、事前に確認する必要があります。ヒント:ブロックストレージ(iSCSI)用LUNのデータが更新された場合、スナップショット取得操作において、復元するための差分データがスナップショット領域に書き込まれます。このため、ブロックストレージ(iSCSI)用LUNの使用量のすべてが更新されても問題がないよう、スナップショット領域にブロックストレージ(iSCSI)用LUNの使用量以上の空き容量が必要となります。
「図:スナップショットの取得条件」を参考にしてください。
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ベアメタルサーバが稼働中または停止中のどちらの状態でもスナップショットを取得できます。
重要: ベアメタルサーバが稼働中の状態で取得したスナップショットデータについては、動作を保証できません。確実に動作するスナップショットデータを取得するためには、ベアメタルサーバを停止するか、ブロックストレージ(iSCSI)をアンマウントしてください。 - 取得したスナップショットデータは削除することができます。
スナップショットデータのリカバリ
利用中のブロックストレージ(iSCSI)に対して、スナップショットデータをリカバリできます。
スナップショットは作成したブロックストレージ(iSCSI)でだけ復元できます。
重要:
- リカバリ中にエラーが発生した場合、リカバリ先のブロックストレージ(iSCSI)のデータは復元できません。
- ベアメタルサーバが稼働中の状態でリカバリしたスナップショットデータについては、動作を保証できません。確実に動作するスナップショットデータをリカバリするためには、ベアメタルサーバを停止するか、ブロックストレージ(iSCSI)をアンマウントしてください。