ロードバランサーサービスとは
対象リージョン:東日本第1/第2、西日本第1/第2
ロードバランサーをネットワーク内に作成すると、仮想サーバへのトラフィックを分散して処理します。
注: ロードバランサーの通信に関するログはサポートしていません。
ロードバランサーサービスでは、以下の機能を提供します。
ロードバランサーの作成
負荷分散の用途に合わせ、以下の項目を設定してロードバランサーを作成します。ロードバランサーが作成されるとユニークなFQDNが通知されます。このFQDNを使用して、負荷分散対象の増減に影響されることなく業務を継続します。
注: ロードバランサーを配備すると、ロードバランサーに通知されたFQDNがDNSサービスに自動登録されます。
ヒント:
- ロードバランサーには通知されたFQDNでアクセスしてください。IPアドレスは変更される可能性があります。
- アベイラビリティゾーンの異なる複数のサブネットをロードバランサーに登録すると、アベイラビリティゾーンをまたいで負荷を分散します。
項目 | 説明 | 必須 |
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ロードバランサー名 |
ロードバランサーを識別するための名称 プロジェクト内で一意となっている必要があります。 |
◯ |
ロードバランサータイプ |
用途に合わせて以下の2タイプから指定
ヒント: Internalのロードバランサーを作成した場合、ロードバランサーのFQDNは、共通ネットワークサービスで提供される公開DNSサーバ(付録参照)に登録されます。利用者側でDNSサーバへの登録操作は必要ありません。
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◯ |
負荷分散条件設定リスト | どのトラフィックに対して分散処理を行うか、負荷分散条件を指定する。リスト形式で複数指定できる | |
セキュリティグループリスト | ロードバランサーに設定するセキュリティグループのIDを、リスト形式で指定する | |
サブネットリスト |
負荷分散の対象である仮想サーバが接続されているサブネットのID(リスト形式) 注:
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◯ |
グレード |
ロードバランサーの処理性能を以下の3タイプから指定
※:SSL通信(2048bit 鍵長)時の処理性能です(単位はTPS:Transactions Per Second)。この性能値は弊社の評価環境にて測定した値です。性能は動作環境などにより変化します。保証されるものではありません。 注:
ロードバランサーは1つのサブネットに対して、グレードごとに以下の個数のIPアドレスが必要です。必要な個数のIPアドレスを確保できる構成にしてください。
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ロードバランサーの運用操作
ロードバランサーの削除
既存のロードバランサーを指定して削除します。
セキュリティ
インターネット通信可能なロードバランサーを作成した場合、フロントエンド側はインターネットに公開された状態になります。インターネットからの攻撃を防ぐため、あらかじめ必要なセキュリティグループを作成し、ロードバランサーに設定します。