ロードバランサー
対象リージョン:東日本第3/西日本第3
ロードバランサーをネットワーク内に作成すると、仮想サーバへのトラフィックを分散して処理できます。
負荷分散の用途に合わせて、ロードバランサーを作成・構築します。
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作成したロードバランサーに以下を設定することで、ロードバランサーの挙動を定義できます。
- ロードバランサーのセキュリティは、負荷分散条件に合わせて自動的に作成されます。
- ロードバランサーに障害が発生した場合、オートフェイルオーバによって復旧します。
- ロードバランサーが負荷分散対象サーバからの応答を待つ最長時間(タイムアウト値)は50秒(固定)です。
- トラフィックの統計情報(コネクション数、総送信バイト数、総受信バイト数など)を取得できます。
注:
- ロードバランサーは、TCPで送信したパケットに対するICMPエラー通知を受信できません。そのため、Path MTU Discoveryは動作しません。
- オートフェイルオーバが発生、または完了した場合は、対象リソースが所属するプロジェクトの全体管理者にメールで通知されます。通知メールの詳細については、「オートフェイルオーバ通知メッセージ」のロードバランサーサービス(lbaas)を参照してください。
- ロードバランサーを削除する前に、グローバルIPの割当てを解除してください。実施せずに別のロードバランサーにそのグローバルIPを割り当てた場合、正常に通信ができないおそれがあります。
ヒント:
- ロードバランサーの設定項目については、設定項目を参照してください。
- ロードバランサーの制限値については、制限値を参照してください。
- ロードバランサーがバックエンドのメンバーと通信するためのポート情報は、Show port details、またはList portsで参照できます。