仮想サーバイメージエクスポート機能
対象リージョン:全リージョン
仮想サーバから作成した仮想サーバイメージを指定して、エクスポート処理をシステムに依頼する機能を提供します。また、依頼したエクスポート処理の状況を確認する機能も提供します。
仮想サーバイメージのエクスポート要求機能
以下の項目を指定して、仮想サーバイメージのエクスポート処理を依頼します。依頼が成功するとエクスポートIDが発行されます。
項目 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
イメージID | エクスポート元仮想サーバに割り当てられたイメージIDを指定する | ◯ |
エクスポート先とするオブジェクトストレージコンテナ |
エクスポート処理を行った仮想サーバイメージを格納する、オブジェクトストレージコンテナを指定する。以下の形式で指定する /v1/AUTH_<プロジェクトID>/<コンテナ名> 東日本リージョン3/西日本リージョン3は以下の形式 /v2/AUTH_<プロジェクトID>/<コンテナ名> |
◯ |
- 本機能の操作ユーザーが登録したプロジェクト以外のイメージIDは指定できません。
- 同じイメージIDと同じエクスポート先オブジェクトストレージコンテナを指定して、複数のエクスポート要求を依頼することはできません。
- イメージIDに設定したイメージ名のファイル(分割されたファイルも含む)が、すでにエクスポート先であるオブジェクトストレージコンテナに存在した場合、エクスポート要求を依頼することはできません。
エクスポート状況一覧の取得機能
トークンのプロジェクトスコープで参照できる、仮想サーバイメージエクスポート処理の一覧を取得します。以下の項目を指定して、取得範囲を変更できます。
項目 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
開始位置 |
一覧取得を開始する先頭インデックスを指定する 省略した場合は、依頼した日時が最も新しいエクスポート処理から返却されます。 |
|
取得件数 |
一覧取得する件数を指定する 省略した場合は、すべてのエクスポート処理が返却されます。(最大200件) |
それぞれのエクスポート処理に対して、簡単なステータス情報も取得できます。
-
succeeded
該当のエクスポート処理が正常に完了したことを示します。
-
failed
該当のエクスポート処理が失敗したことを示します。
-
processing
該当のエクスポート処理が実行中であることを示します。
-
queued
該当のエクスポート処理が実行開始待ちであることを示します。
-
cancelling
該当のエクスポート処理が中止途中であることを示します。
-
canceled
該当のエクスポート処理が中止済みであることを示します。
エクスポート状況の取得機能
1件の仮想サーバイメージエクスポート処理に関して、エクスポートIDを指定してエクスポート処理状況の詳細情報を取得できます。
- エクスポート処理のステータス情報
- 進行度(0~100%)
- エクスポート処理依頼時の設定情報
- エクスポート処理依頼の受付日時
実行中エクスポート処理の中止機能
1件の仮想サーバイメージエクスポート処理に関して、エクスポートIDを指定して処理の中止を依頼します。
- 該当エクスポート処理のステータスが未完了の場合だけ、中止を依頼できます。
- 同じエクスポートIDに対して、複数の中止依頼を登録できません。
- 一度登録された中止依頼はキャンセルできません。
エクスポート処理の中止状況は、エクスポート状況の取得機能で確認できますが、エクスポート処理のステータスおよび進行度によって、以下のように動作します。
中止依頼時の状態 | 中止完了までの待機時間目安 |
---|---|
ステータス:queued | 5分 |
ステータス:processing 進行度:0~10 |
20分 |
ステータス:processing 進行度:11~40 |
イメージサイズによって変動(300GBの場合、約6時間) 進行度が40になった時点で中止されます。 |
ステータス:processing 進行度:41~70 |
イメージサイズによって変動(300GBの場合、約1時間) 進行度が70になった時点で中止されます。 |
ステータス:processing 進行度:71~95 |
イメージサイズによって変動(300GBの場合、約2時間) 進行度が95になった時点で中止されます。 |