仮想サーバエクスポート(仮想環境間移行)とは
対象リージョン:全リージョン
IaaSで動作している仮想サーバを、お客様のオンプレミス環境へ移行するための機能を提供します。お客様で作成した仮想サーバイメージを基に、そのイメージファイルをオブジェクトストレージ上へ保管します。

サポートする移行先仮想環境
| 仮想環境 | 製品およびバージョン |
|---|---|
| VMware |
|
| KVM(※) |
|
※:東日本リージョン3/西日本リージョン3の場合だけ利用できます。
サポートする仮想サーバイメージ
| エクスポートする仮想サーバイメージの種類 | エクスポート利用可否 |
|---|---|
| 仮想サーバインポートを使用して、インポートしたイメージ | ◯ |
| 仮想サーバインポートを使用して、インポートしたイメージから配備した、仮想サーバの派生イメージ | ◯ |
| OS提供サービスで提供するイメージ | × |
| OS提供サービスで提供するイメージから配備した、仮想サーバの派生イメージ | × |
エクスポート可能な移行元ゲストOS
エクスポート可能な移行元ゲストOSの一覧を以下に示します。
| OS種別 | 対象OS |
|---|---|
| Windows |
|
| Linux |
|
※: 東日本リージョン3/西日本リージョン3の場合だけ利用できます。
提供機能
以下の機能を提供します。
-
仮想サーバイメージのエクスポート要求
仮想サーバから作成したイメージを指定して、エクスポート処理をシステムに依頼します。
エクスポート要求の依頼は即座に復帰します。依頼したエクスポート処理が完了しているか否かは、「エクスポート状況の取得」機能で確認します。
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エクスポート状況の取得
エクスポート要求時に発行されたエクスポートIDを指定して、エクスポート状況を取得します。
-
エクスポート状況一覧の取得
エクスポート要求を依頼した日時が新しいものから順に取得されます。
使用したトークンのプロジェクト内で依頼したエクスポート要求だけ取得できます。
-
実行中エクスポート処理の中止
エクスポート要求時に発行されたエクスポートIDを指定して、対象のエクスポート処理の中止をシステムに依頼します。
エクスポート処理中止の依頼は即座に復帰します。依頼したエクスポート処理が中止されたか否かは、「エクスポート状況の取得」機能で確認します。
移行元仮想サーバ構成の制約
-
ディスク構成
エクスポートできるのは、起動ディスクとなっているシステムストレージだけです。増設ストレージは増設ストレージイメージエクスポートAPIでエクスポートしてください。
ライセンスの取扱い
エクスポートしたOS種別ごとのライセンスの取扱いを以下に示します。
| エクスポートしたOS種別 | ライセンスの取扱い |
|---|---|
| Windows | SPLAライセンスは、エクスポートしたあと、お客様にて解除してください。KMS認証設定をお客様環境に合わせて変更し、再認証してください。 |
| Linux |
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利用方法
