仮想ネットワークおよびサブネットの作成

仮想ネットワークおよびサブネットを作成します。

図: 仮想ネットワークおよびサブネットの作成
参考:

ネットワークに関する制限は、 IaaS 機能説明書 「付録 制限値」 ページ内の 「ネットワークに関する制限値」-「表 8 : ネットワークに関する制限値一覧」を参照してください。

以下の手順で作成します。

  1. [仮想ネットワーク作成]画面を表示させます。
    図: [仮想ネットワーク一覧]画面
    1. IaaS ポータルのサイドバーから「ネットワーク」-「仮想ネットワーク」をクリックします。
    2. [仮想ネットワーク一覧]画面が表示されます。画面右上の作成ボタン ([+]) をクリックします。
    参考:

    「inf_az1_ext_net01」や「inf_az2_ext_net01」などのネットワークは外部ネットワークです。 外部ネットワークは、あらかじめAZごとに複数用意されています。利用者は作成できません。

  2. [仮想ネットワーク作成]画面が表示されます。仮想ネットワークの設定を行います。
    図: [仮想ネットワーク作成]画面
    1. 以下の設定を行います。
      参考: 項目名の右側に *(アスタリスク)がある場合は入力必須項目です (全画面共通)。
      表 1.
      No 項目 説明 本ガイドでの設定値
      1 AZ リソースを作成するアベイラビリティゾーンを選択します。
      参考: アベイラビリティゾーン(AZ)については、 IaaS 機能説明書 「アベイラビリティゾーン」 を参照してください。
      参考: リージョンごとのAZ名(例)
      • 西日本2のAZ1:jp-west-2a
      • 西日本2のAZ2:jp-west-2b
      jp-west-2a AZ
      2 仮想ネットワーク名 任意の名称を1-255バイト以内で入力します。
      参考: 各サービスで使用可能な文字については、 IaaS 機能説明書 「付録 命名時に使用可能な文字」を参照してください。
      Test-Network
      3 管理状態 「Up/Down」を選択できます。 Up
    2. [次へ]ボタンをクリックします。
  3. サブネット作成の設定を行います。
    図: [サブネット作成]画面
    1. 以下の設定を行います。
      表 2.
      No 項目 説明 本ガイドでの設定値
      1 サブネット作成 「あり/ なし」を選択できます。 あり
      2 サブネット名 任意の名称を1-255バイト以内で入力します。
      参考: 各サービスで使用可能な文字については、 IaaS 機能説明書 「付録 命名時に使用可能な文字」 を参照してください。
      Test-Subnet
      3 仮想ネットワークアドレス

      CIDR形式で記入します。

      ポイント:
      • 作成したサブネットに対してSSL-VPNで接続する場合は、ネットワークアドレスのマスク値を「16bit~29bit」の範囲内で指定する必要があります。
      • 以下のプライベートIPアドレスの範囲内で、CIDR表記で指定してください。
        • クラスA:10.0.0.0~10.255.255.255
        • クラスB:172.16.0.0~172.31.255.255
        • クラスC:192.168.0.0~192.168.255.255
      192.168.0.0/24
      4 仮想ネットワークID 自動で設定されます。 -
      5 ゲートウェイ 「あり/ なし」を選択できます。 あり
      6 ゲートウェイIP

      VPNサービスで指定する仮想ルータのIPアドレスを指定します。

      ポイント: 「仮想ルータへのサブネットの接続」 で作成する仮想ルータのプライベートIPと一致させます。
      192.168.0.1
    2. [次へ]ボタンをクリックします。
  4. サブネット詳細の設定を行います。
    図: [サブネット詳細設定]画面
    1. 以下の設定を行います。
      表 3.
      No 項目 説明 本ガイドでの設定値
      1 DHCP 「有効/無効」を選択できます。
      注意: 必ず「有効」にしてください。 「無効」にした場合、ゲートウェイアドレスやスタティックルーティングの情報をDHCPで取得できません。
      有効
      2 IPアドレス割当プール DHCPで割り当てるIPアドレスの範囲を指定します。複数のアドレス帯を割り当てる場合は「追加」をクリックし、設定します。 192.168.0.2-192.168.0.100
      3 DNSサーバ

      共通ネットワークサービスから使用するリージョン・AZに該当するDNSサーバのIPアドレスを設定します(本ガイドでは設定しません)。

      複数の DNS サーバを設定する場合は「追加」をクリックします。

      参考: DNSサーバ(リージョン・AZごとのDNSサーバのIPアドレス) は、 IaaS 機能説明書 「付録 共通ネットワークサービス」 ページ内の 「DNSサーバ」を参照してください。
      注意: IaaSポータルでは後から追加できません。
      -
      4 追加ルート設定

      複数のルートを設定する場合は「追加」をクリックします。

      CIDR形式の宛先(Destination)と、その宛先へ接続するルータのIPアドレス(Nexthop)を設定します。

      -
    2. [次へ]ボタンをクリックします。
  5. これまでの設定内容を確認します。問題が無ければ[作成]ボタンをクリックします。
    図: [確認]画面 例
  6. 以下の画面が表示されます。[閉じる]ボタンをクリックします。
    図:

仮想ネットワークとサブネットが作成できました。

図: [仮想ネットワークおよびサブネットの作成結果]画面
詳細は、 IaaS ポータルユーザーズガイド 「14.3 仮想ネットワーク作成」を参照してください。