ストレージタイプ

対象リージョン:全リージョン

ブロックストレージには、OSを格納するシステムストレージ、データを格納する増設ストレージ、および専有ブロックストレージがあります。ブロックストレージを新規作成する場合は、以下からブロックストレージのタイプを選択してください。なお、アタッチされているブロックストレージは拡張できません。

表 1. ストレージタイプ一覧
区分 ストレージタイプ 提供リージョン

東日本第1/第2

西日本第1/第2

東日本第3

西日本第3

スタンダードタイプ(※1) M1 提供なし
M2 提供なし
M2.d(※2) 提供なし
ハイパフォーマンスタイプ H2 提供なし

※1:作成したあとにストレージタイプを変更できるのは、「 M2 」と「 M2.d 」の間だけです。

※2:専有ブロックストレージ機能専用です。

ヒント:

スタンダードサービスの仮想サーバ(Windows)にブロックストレージをアタッチまたはデタッチする場合は、SANポリシーの変更が必要です。詳細は、「Microsoft製品利用時の注意事項」を参照してください。

スタンダードタイプ

スタンダードタイプは、コストパフォーマンスにすぐれています。システムストレージと、増設ストレージの両方で指定することができます。

表 2. ストレージタイプ一覧(スタンダードタイプ)
ストレージタイプ 用途 ディスクサイズ
M1
  • ファイルの読書きが頻繁に発生するアプリケーションデータを配置する場合
  • サイズの大きなデータファイルを多く扱う場合
1GB~10TB(1GB単位の指定が可能)
M2
  • ファイルの読書きが頻繁に発生するアプリケーションデータを配置する場合
  • サイズの大きなデータファイルを多く扱う場合

1GB~16TB(1GB単位の指定が可能)

M2.d(※)
  • ファイルの読書きが頻繁に発生するアプリケーションデータを配置する場合
  • サイズの大きなデータファイルを多く扱う場合
1GB~16TB(1GB単位の指定が可能)

※:専有ブロックストレージ機能専用です。

ハイパフォーマンスタイプ

ハイパフォーマンスタイプは、ディスクサイズに応じてストレージ性能が向上します。アプリケーションデータを格納する増設ストレージとして利用できます。

表 3. ストレージタイプ一覧(ハイパフォーマンスタイプ)
ストレージタイプ 用途 最大IOPS/GB ディスクサイズ
H2 小中規模DBなど、スループットが必要となるアプリケーションデータを格納する場合 5 IOPS/GB(※) 1TB~3TB (1GB単位の指定が可能)

※:IOPSは、ブロックサイズ16KBで換算します。性能は、動作環境などにより変化します。保証されるものではありません。

注:
  • ハイパフォーマンスタイプは、システムストレージとして使用しないでください。使用した場合は、仮想サーバの作成が遅延したり、仮想サーバイメージの作成に失敗したりすることがあります。
  • ストレージ性能は最大です。また、ストレージ性能は、ディスクサイズに比例します。そのため、ディスクサイズの小さいストレージでは十分な性能が出ない場合があります。
ヒント: プロジェクト内で利用できるストレージ容量には制限があります。詳細は制限値を参照してください。