4.7. ジョブの削除

ジョブの削除方法#

投入したジョブを取り消すことを「ジョブの削除」と呼びます。ジョブを削除するには、pjdelコマンドでジョブIDを指定します。実行中のジョブを削除すると、ジョブは中止されます。

$ pjdel jobid [ jobid...]

ジョブが正常に削除された場合、以下のメッセージが表示されます。

[INFO] PJM 0100 pjdel Accepted job jobid.

存在しないジョブを指定した場合、以下のメッセージが表示されます。

[ERR.] PJM 0112 pjdel Job [存在しないジョブID] does not exist. 

ジョブの削除に関する注意事項

  • 削除する権限がないジョブを指定した場合は、存在しないジョブを指定した場合と同じ動作になります。
  • ACCEPT状態のジョブを削除すると、REJECT状態に遷移します。ACCEPT状態以外で削除すると、CANCEL状態に遷移します。
  • pjdelコマンドはジョブ運用管理機能へジョブの削除依頼をすると復帰します。ジョブの削除処理はpjdelコマンドの復帰とは非同期で処理されます。
  • 操作ミスなどによって間違って投入した大量の実行待ちジョブ(QUEUED状態)を削除する場合、ジョブ統計情報ファイルやpjstatコマンドの-Hオプションで表示されるジョブの履歴情報が大量に出力される可能性があります。これを避けたい場合は、--no-statsオプションを指定してください。削除するジョブがQUEUED状態の場合、そのジョブのジョブ統計情報ファイル(.statsファイル)の出力を抑止します。本オプションを指定した場合、ジョブ投入時にpjsubコマンドの--statsまたは--STATSオプションを指定していても、ジョブ統計情報ファイルは出力されません。