5.1. ホーム領域

ユーザーホーム領域の概要#

ユーザーのホーム領域は、グループのディレクトリ配下に設定されます。

グループのディレクトリの詳細は、下表のとおりです。
初期値として1TBが割り当てられ、1TBを変更単位として最大100TBまで拡張可能です。

内容
パス /fefs1/home/グループ名
初期値 1TB
変更単位 1TB単位
最大サイズ 100TB
価格 ¥9,400/TB・月

パス中のグループ名はログインノード作成時に自動的にシステム側で付与されます。各ユーザーのホーム領域は、以下のパスでグループのディレクトリ配下に設定されます。

/fefs1/home/グループ名/userA
/fefs1/home/グループ名/userB
・・・

ホーム領域の容量に関する注意事項

  • 割当容量を超えてファイルを作成することはできません。容量が不足した場合はコントロールパネルよりホーム領域を拡張してください。
  • ホーム領域の利用容量はグループ名のディレクトリ配下の全てのユーザーのファイルの合計です。特定のユーザーの利用容量を制限することはできません。

グループ内共有領域#

グループ内の共有ディレクトリは、グループのディレクトリ配下に作成されます。グループ内のユーザーはこの共有ディレクトリにファイルを格納することで、同じグループのユーザーとファイルを共有できます。また、この共有ディレクトリにソフトウェアをインストールすることで、グループ内で共通のソフトウェアを利用できます。

/fefs1/home/グループ名/share

グループ内共有領域の注意事項

  • グループ内共有領域もホーム領域の利用容量の対象です。
  • グループ内容共有領域には、所属するグループユーザーに対するフルアクセス権限が付与されています。

ホーム領域の利用状況#

ホーム領域の利用状況は、コントロールパネルのストレージメニューから確認できます。

3.1. 利用開始までのフローに記載の方法でコントロールパネルにログインします。「ストレージ」メニューの利用状況タブを選択することで、ホーム領域の利用容量の合計とユーザーごとの利用容量を表示できます。

ストレージ画面の詳細につきましては、コントロールパネルヘルプをご参照ください。

ホーム領域の容量変更#

ホーム領域の容量変更は、コントロールパネルのストレージメニューから実行できます。ホーム領域の変更は管理者が実施します。

ホーム領域の利用状況確認と同様に、3.1. 利用開始までのフローに記載の方法でコントロールパネルにログインします。「ストレージ」メニューで変更対象のストレージを選択し、「選択したストレージの操作」メニューから「容量変更」を選択することで、ホーム領域の容量を変更できます。

ストレージ画面の詳細につきましては、コントロールパネルヘルプをご参照ください。

ホーム領域の容量変更の注意事項

  • ホーム領域の拡張は1TB単位であり、最大は100TBです。
  • 拡張した容量を減量する場合、使用済みの容量が減量後の容量以下である必要があります。