仮想サーバの作成/削除

仮想サーバは、Webサーバ、アプリケーションサーバなどの利用目的に合わせて、様々な性能タイプから選択して作成します。また、利用中の仮想サーバは不要になった時点でいつでも削除できます。

仮想サーバの作成

仮想サーバは以下のイメージから作成します。

仮想サーバを作成する際は、以下の内容を指定します。

重要: 仮想サーバ作成時の各機能を利用するには、仮想サーバを接続するネットワークに仮想ルータが接続されている必要があります。
ヒント:

Red Hat Enterprise LinuxまたはCentOSにおいては、仮想サーバのホスト名はデフォルトで以下のように設定されます。

<仮想サーバ作成時に入力した仮想サーバ名>.fcxlocal

仮想サーバの管理者ユーザーパスワードについて

  • Windowsの場合

    仮想サーバ作成時のパラメーターとして、作成済みのキーペア名を指定します。指定したキーペアの鍵ファイル(*.pem)を利用して、システムが発行するランダムな管理者ユーザーパスワードを受け取ります。

    例:発行されたランダムパスワードの解読方法

    $ COMPUTE=仮想サーバAPIのエンドポイント
    $ OS_AUTH_TOKEN=取得済みトークン文字列
    $ SERVER_ID=作成したWindows仮想サーバのID
    $ PROJECT_ID=作成したWindows仮想サーバのプロジェクトID
    $ curl -s $COMPUTE/v2/$PROJECT_ID/servers/$SERVER_ID/os-server-password -X GET -H "X-Auth-Token: $OS_AUTH_TOKEN" | jq .
    {
    "password": "パスワード文字列"
    }
    $ PASSWORD=上記コマンドで取得したパスワード文字列
    $ echo $PASSWORD | openssl base64 -d -A | openssl rsautl -decrypt -inkey 鍵ファイル(.pem)
    注: 仮想サーバ作成後、「ACTIVE」状態になったことを確認してから、パスワード文字列を取得してください。

仮想サーバの削除

不要になった仮想サーバは、いつでも削除できます。

注: 仮想サーバは起動中でも削除できます。十分確認のうえ、削除してください。
注: スナップショットで取得したデータが残った状態では、取得元の仮想サーバを削除することはできません。仮想サーバを削除する際には、取得したスナップショットはすべて削除しておいてください。
ヒント:
  • 仮想サーバを削除する場合にシステムストレージを保持するか削除するかは、仮想サーバを作成するときに指定しておきます。
  • システムストレージを保持する設定にしている場合、システムストレージ内のデータが壊れないよう、事前に仮想サーバを停止しておくことを推奨します。

仮想サーバタイプ(フレーバー)

仮想サーバタイプには、スタンダードCPUと、ハイスピードCPUがあります。

種類 概要

東日本第1/第2・西日本第1/第2

UK/US/フィンランド/ドイツ/スペイン

東日本第3

西日本第3

スタンダードCPU 仮想CPUは、1.7 ~1.8GHz相当 仮想CPUは、1.3 ~2.1GHz相当
ハイスピードCPU 仮想CPUは、2.6GHz相当 提供なし
  • 東日本リージョン3/西日本リージョン3で提供する仮想サーバタイプ(フレーバー)は以下のとおりです。

    表 1. 提供する仮想サーバタイプ(フレーバー)一覧(スタンダードCPU)
    タイプ名 仮想CPU数 ソケット数 メモリ(GB)
    P3-1 1 1 0.5
    T3-1 1 1 1
    C3-1 1 1 2
    C3-2 2 2 4
    C3-4 4 4 8
    C3-8 8 8 16
    C3-16 16 16 32
    S3-1 1 1 4
    S3-2 2 2 8
    S3-4 4 4 16
    S3-8 8 8 32
    S3-8S 8 2 32
    S3-16 16 16 64
    S3-16S 16 4 64
    M3-1 1 1 8
    M3-2 2 2 16
    M3-4 4 4 32
    M3-8 8 8 64
    M3-8S 8 2 64

    図: 仮想サーバタイプ一覧(スタンダードCPU)



  • 東日本リージョン3/西日本リージョン3以外で提供する仮想サーバタイプ(フレーバー)は以下のとおりです。

    表 2. 提供する仮想サーバタイプ(フレーバー)一覧(スタンダードCPU)
    タイプ名 仮想CPU数 メモリ(GB)
    P-1 1 0.5
    T-1 1 1
    C-1 1 2
    C-2 2 4
    C-4 4 8
    C-8 8 16
    C-16 16 32
    S-1 1 4
    S-2 2 8
    S-4 4 16
    S-8 8 32
    S-16 16 64
    M-1 1 8
    M-2 2 16
    M-4 4 32
    M-8 8 64
    M-16 16 128
    XM-4 4 128
    LM-1 1 16
    LM-2 2 32
    LM-4 4 64
    LM-8 8 128
    L-12 12 128
    L-24 24 128

    図: 仮想サーバタイプ一覧(スタンダードCPU)





    表 3. 提供する仮想サーバタイプ(フレーバー)一覧(ハイスピードCPU)
    タイプ名 仮想CPU数 メモリ(GB)
    P2-1 1 0.5
    T2-1 1 1
    C2-1 1 2
    C2-2 2 4
    C2-4 4 8
    C2-8 8 16
    C2-16 16 32
    S2-1 1 4
    S2-2 2 8
    S2-4 4 16
    S2-8 8 32
    S2-16 16 64
    M2-1 1 8
    M2-2 2 16
    M2-4 4 32
    M2-8 8 64
    M2-16 16 128
    XM2-4 4 128
    LM2-1 1 16
    LM2-2 2 32
    LM2-4 4 64
    LM2-8 8 128
    L2-12 12 128
    L2-24 24 128

    図: 仮想サーバタイプ一覧(ハイスピードCPU)





オートフェイルオーバ

仮想サーバの稼働中にデータセンター内の物理ホストマシンが故障などにより停止した場合、そのホストマシン上で稼働していた仮想サーバを、自動的に別のホストマシンに移動して稼働させることができます。仮想サーバの作成時にこのオートフェイルオーバを有効にするか否かを指定します。

重要: オートフェイルオーバを有効にした仮想サーバは、オートスケールの対象とすることはできません。
注: オートフェイルオーバが発生または完了した場合は、対象リソースが所属するプロジェクトの全体管理者にメールで通知されます。通知メールの詳細については、オートフェイルオーバ通知メッセージを参照してください。

性能(スループット)のチューニングパラメーター

仮想サーバのチューニングパラメーターとしてMTU(パケットの最大伝送ユニット)値があります。この値を8950に変更することで仮想サーバの性能改善が見込めます。